ああやっぱ故郷最高。でもそれはマルがマルであったから得られたものなんですよね。
もうみんなマルを愛してやまないというか。例えマルがどんな選択をしても、受け入れてくれる土壌がある感じがします。
ダビはこの村から出られた方がきっと活躍できる人なんだろうなあ。そして本人にもその意欲がある。でもそれは今は叶わぬ夢でもあって悔しそう。
だけどそれはマルには見せない。男らしいなと。マルに後ろ暗い気持ちを抱かせないための愛情だとか、本人自信の矜持とか色々あるんだろうけど、去る姿すらカッコイイ。いろんなことをマルに伝えてくれてる気がしますね。
作者からの返信
MACK様、ありがとうございます!
私、実はダビはすごく好きなキャラなんですね。彼は「わきまえない」男です。身の程知らずの野望を抱く彼のような存在が、世界を変えると思ってます。
すごい才能があっても出世なんかまるで興味無いマルとは正反対。皆に愛されるマルと違って敵を作りやすいダビですが、根は優しくカッコイイ男。マルは彼の生きざまから色々な事を学びますね。
こんな村の事は忘れちまえ
ダビの言葉の裏には
相反する複雑な想いが見え隠れ
しているんですね。
まるでマルに自分の思いを託しているような。
作者からの返信
遥 彼方様、ありがとうございます!
そうです!
ダビはこの貧しい村から華やかな世界に出て行きたいと願いつつ、それが叶えられない悔しさを抑え、マルに自分の夢を託します。物語の中では野心が強過ぎて敵を作りやすいタイプとして描いてるんですが、私は彼の事が好きですね。