それはとてもいいオモイデ、?

その公園には幼き子たちがいて僕のことを


白い目でみなが見つめていた


でも僕はそんなことは気にかけなかった


どっちかというと気にかけれなかった


一度も外に出ることを許されなかった僕は


本当に何も知らなかった


だがその場にいてはいけない


ということだけはわかった


だから僕はその場から離れた


少し歩くと路地裏についた


そこにはイカれた男(ヤンキー)どもがいた


目があった瞬間


ボロボロで棒立ちしている僕に近づいてきた


「なぁなぁ?そこのにぃちゃぁん」

「お金もってなぁい?」


僕は他人と接したことがなかったから


黙って話を聞いていることしかできなかった


「黙ってんじゃねぇよ!あ"ぁ"?」


「チッ」


そう言って僕は投げ飛ばされた


ドカッ!


「、、、、ッ!」


「チッ、行こーぜ」


と言ってどこかへ消えていった


その誰もいなくなった瞬間


昔母親に投げ飛ばされたことを思い出し


恐怖と苦しみに襲われて


「う"っ、お"ぇ"、かっ"は、」


異物が僕の胃を抜けて


舌の上を通りビチャヒチャと床に打ち付けられる


「ふぅう、ゲホッゲホッ"かッ"ヒューヒュー、」


吐いてしまった


とても気持ちが悪く口を濯ぎたいがため


川を探した




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