12-3

S.A.はそれを、聞いて呟いた。


S.A.「別にあなたの誕生日を祝いに来たわけじゃないんだけど…」


雀「まぁ、いいか。ごちそうも、たくさん出るようだし…」


こおろぎ「お祝いの品を持ってくるのを忘れてますが、よろしいのでしょうか?」


灰かぶり「そうですね。どうしましょう?」


R「姫様の分は後でここに届けさせましょう」


雀「ついでに、わいらの分も頼むわ。後で金は払うし…」


森野「いいえ。祝いに来てくれた、その気持ちだけで結構です」


S.A.「何ていい人、いや、いいクマなのかしら…。それではお言葉に甘えてごちそうを頂いちゃいましょう…」


雀「本当にええんか?タダでこんなにごちそうしてもろうて…」


森野「えぇ…、どうぞ…」


灰かぶり「本当にいい人ですね」


こおろぎ「私もそう思います」


R「そうでR」


雀「お前は言わんでもえぇ!」



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