9-5
S.A.「これからどうすんのよ」
雀「とりあえず、俺んとこにでも来るか?」
丼「雀のとこでありんすか?」
雀「てめぇ、文句あんのか?」と丼の首を軽く絞めながら言った。
丼「な、無いでありんす。苦しいでありんす」
雀「よしっ」と首にかけてた手を離した。
1人と5匹がはしばらく歩いていて、とある大きな建物の前で止まった。
雀「ここや」
S.A.「『ここや』ってここ……劇場じゃないの?!」
雀「そうや。ここがわいの家(うち)や」
灰かぶり「すごいお家ですね」
R「…でR」
雀「お前はしゃべらんでええやろ」
こおろぎ「でも私もそう思います」
雀「お前もかよ」
中に入る一行。
丼「広いでありんすね。でも、汚いでありんす」
雀「何だと!?……しゃあないやろ。既に廃館になった劇場を勝手に使わしてもろてるんだから!」
灰かぶり「お掃除しましょ」
S.A.「そうね」
こおろぎ「私もお手伝いさせて頂きます」
R「私もやるでR」
雀「いちいち、お前はうるさいんだよ!」
しばらく、掃除をする一行。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます