”人を殺すのに度胸なんて関係ありませんぜ”
そうなのでしょうね、器用に立ち回れる人は、度胸はもっと違う場面で揮うんだろうなと。
切れ者で目端が利く後藤さん、なのになんでこんな境遇に居るのだか。。
人生ってそういうもん、という感じがして切なかったです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
仰る通り、英雄にせよ、大悪党にせよ、たぶん度胸の使いどころは違うんだろうなと思います。ハッタリとはいえ、「度胸がないから殺さない」と言っちゃうあたりは、海棠の思考の限界を示しているのかもしれません。
一方の後藤は、、有能でもその才を生かせる場や生かそうという意欲がなければ、こうなってしまうのかもしれませんね。人生は簡単じゃない。。。
今回のお題、久里さんのハードボイルド調のお話に合うだろうなと思っていたんですが、期待以上でしたね! 素晴らしい喰わせ者です!
いやー好きです後藤さん。これは良いキャラ。すごい。いくつ切り札を持っているのか腹が全然読めない感じ。どんな人生を渡ってきたんでしょうね。
一方の海棠さんも裏であらゆることをやってるんだなというのが窺い知れて、話運びが非常に巧みでした。ほんと最高でした!!
作者からの返信
応援ありがとうございます!
ご期待いただき光栄です。それに応えられたようで安心しました。
後藤と海棠の対決は、書いていても楽しい場面でした。カードを隠し持って、出すタイミングを計る。勝負は一瞬、斬るか斬られるかだ、、というような(^^)
二人とも、これまでどんな修羅場を潜り抜けてきたんでしょうね。。
久里 琳様
うわぁ、最後は脅し返されましたね(;^_^A
勘のいい人なのか、どん底で身に着けた自己防衛術なのかはわかりませんが、こんな風に返されたらうかつには動けませんよね。底知れない雰囲気が、また海棠さんの不安を煽っているなぁと思いました。面白かったです。
作者からの返信
応援ありがとうございます!
まさかの脅し返しでしたね。この切れ者っぷりを、他のシーンでも使えば、借金しなくても済みそうなものですが、、そこが昼行燈たる所以かもしれません。。
仰る通り、海棠は、底知れない深淵を覗いたような気がしてうかつに動けなくなってしまいました。