応援コメント

第2話② やたらドラマチックな婆さん 後編」への応援コメント

  • 久里 琳様

     遅くなってごめんなさい。
     今回も切ないお話ですね。要介護認定のためにボケたふりをしていたら、だんだんそれが本当になってきてしまった。でも、彼女にとっては現実よりも妄想の世界の方が幸せなのでしょうね。保険金を借金返済にあてている方法に、なるほどと思わず思ってしまいました(;´・ω・) なんだかんだ付き合って聞いてあげているのは、やっぱり彼の優しさなのだろうなと思いました。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    現実よりも妄想の世界の方が幸せ、、きっとこのお婆さんにとってはそうなんでしょうね。悲しいですが。。
    介護保険とか、生活保護とかにたかっている人はけっこういるんじゃないかと思います。一方で本当にそれを必要としている人がいるので、やめるわけにもいかないんでしょうけど。
    海棠は、冷たく突き放すようでいて、優しいところも・・・気づいていただけて、うれしいです。

  • これもまた、切ないお話ですね。でも、ひさ子お婆さんにとっては、幸せな偽の記憶に浸っている方が救いなのかもしれません。耳を傾けてくれる相手がいることもまた、幸せなのでしょう。
    たばこに火をつける場面で終わる、もの悲しさ漂う余韻が素敵でした。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    仰る通り、辛い真実より幸福な嘘の方が救いになることもあるのだと思います。ただし夢から覚めることがあったら、そのときの落胆は深いでしょうね。。
    ラストシーンはハードボイルドにしてみました。素敵と仰っていただいて、うれしいです。

  • 嘘を言い続けていると、自分でもそれが嘘なのか真実なのか分からなくなるのでしょう。それが彼女にとって、現実から逃避できる瞬間なのかもしれませんが……。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    仰る通り、嘘を繰り返すうちに真実との境目が分からなくなるような気がします。現実が辛い人には、それは救いなのかもしれませんね。

  • 本当に世知辛い状況…ですが、話を全部聞いてくれているところになけなしの人情を感じますー。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    なけなしの人情というのが、取り立て人の立ち位置をまさに表していますね。話には真摯に耳を傾ける、でも同情は禁物。難しいところです。

  • 妄想も話しているうちに、自分にとっては真実になってしまうんでしょうね。
    記憶なんてものは、自分の都合のいいように改ざんされるものですから……。

    そんなおばあちゃんから取り立てるのはとても難しそうですね。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    最初は妄想だと自覚していても、その世界にどっぷり浸かると真実と区別がつかなくなってくるような気がしますね。仰る通り、記憶なんてあやしいものです。。
    取り立ての仕事も難儀ですね・・・。

  • お婆さんの話し方とか、亡くなった旦那さんの昔話を切り出して、のらりくらりと話をかわすあたり、妙にリアリティがありますね。
    取り立て屋も大変だなと、思わず同情します(^_^;)

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    今回はセリフをがんばりました。リアリティを感じていただいて、うれしいです。
    亡くなった人を持ち出されると、非情になりきるのも難しいですよね。。取り立て屋は心がタフでないと、務まらないのかもしれません。

  • 芝居をし続け、過去がどこまでもドラマチックに美化されていってしまっているようですね。
    きっと、現実はそれほど過酷で辛いということですよね。
    物語だけではなく、こちらの現実世界も同じなのかも知れません。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    いちど脳内ドラマチック化が始まると、どんどん加速していく人っていますよね。仰る通り、その裏には過酷な現実があるんでしょうね。妄想に逃げたくなるのも分かる気がします。

  • コムスン的な何かを思い出しながらも、お婆さんのスピーチに読み手は引き込まれておりました。聞き上手は相手に信頼されますものね。タバコの3本や30本くらい、どうってことないですよね☆

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    コムスン、、ありましたね。介護はこれからますます重要産業になるので、不正は防ぎつつ、有効に機能させたいところですね。
    お婆さんのスピーチがドラマチックになっていたらうれしいです。聞く側は長期戦になりそうです。。。

  • こんな世の中では、先に狂ったモン勝ちなのかも。
    しかし6万をどうやって回収するのかは悩みどころです。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    狂って現実を放り棄ててしまうのがいいことも、あるかもしれませんね。お婆さんはうまくやったのかも。。
    その分、取立て屋の方が苦労しそうですね。6万円・・・。

  • このハードボイルドな雰囲気がたまりませんね!
    夢物語ならば、いくらでもドラマチックな人生を送れますもんね。本当にこういうお婆さんいそうです。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    ハードボイルド路線、それらしくなっていましたらうれしいです。
    現実がつらいからこそ夢物語のなかに逃げる、ということはありそうですね。そちらがどんどん膨らんでいって、現実がわからなくなるのは、いいのか悪いのか。。。

  • ドラマチックです!
    話し方も滔々と続く思い出話しも、さすがドラマチックお婆さんです。
    それを観客のように聞き流す取立て屋さんがまた、カッコいいです!

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    今回は長セリフにしてみました。ドラマチックお婆さんらしくなっていればうれしいです。
    取立て屋は仕事人に徹しているんでしょうね。でもじつはまた後で胃薬を飲むのかもしれません。。

  • 介護士ですが、こういうお婆さん実際にいます!
    まさか介護士と取り立て屋が同じようにお婆さんに翻弄されて悩む事になるとは……!
    しかし、原爆だの満州や朝鮮からの引き揚げだのフィリピンでの戦闘だのを体験している世代なので、信じられないようのドラマチックな話が満更嘘でもなかったりするんですよね……。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    介護士をされていると、いろんなお爺さん・お婆さんを見られていることでしょうね。大変な仕事だなあと頭が下がります。あこぎな商売をしている取り立て屋については気遣い無用ですけどね。
    戦争を経てきた方々だと、妄言のようなお話にも、迫力がありますね。

  • ドラマチックですね、すごく。
    妄想の中だからこそ、咲く華もある。
    ↑ ちょっとかっこいい感想ですね。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    現実はさほどでなくとも、妄想ならば誰もがドラマチックになれる・・・。まさに、だからこそ咲く華。今回のサブタイトルは、これですね!

  • ”ほとんどすべてがデタラメ”でしたか。。
    何十年=四捨五入すれば100年の側に生きていても、おばあちゃんは変わらない、
    結婚したてのひよっこ、の頃と同じなのでしょうね。
    そういう相手から毎月数万円を取り立てる”わたし”、おばあちゃんよりよっぽど不幸な印象が。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!
    嘘や誇張を少しずつ混ぜていくうちほとんどデタラメになってしまった、というとこですね。おかげでおばあちゃんの自己認識も若くなっているようですね。
    仰る通り、取り立て人の方がよほど不幸かもしれません。。。