2-2 狂気
チセはそれをゴーストと呼んでいた。ゴーストは彼女が物心ついた時から彼女の側に居た。不思議だったのは、彼女以外の誰もそれを認識していないということであった。彼女は幾度か施設の人間に本当にそれが見えないのか尋ねようとしたことがある。しかし、いざ口にしようとしたら、それは決してやってはいけないことであるかのような感覚に囚われた。その存在を明らかにしようとする試みそれ自体が恥ずべき悪徳のように感じられる強迫観念にも似たなにかが彼女の胸中を席巻した。その理由は定かではなかったが、チセは感じたままにその存在を自分の中だけに秘めた。
第五地区ワイゼンハウスでの暮らしは、がらんどうで色のない部屋の中にずっと閉じ込められているかのように閉塞的で空虚なものだった。そこの子どもたちのほとんどは集団の中にいながら孤独であった。食事を皆で取っている時も、朗読会で一つの絵本を皆で見ている時も、子どもたちは本質的には一人だった。そんな中にあって唯一、彼女たちが一つになる時間があった。観賞会である。
観賞会では様々な映像が見せられた。スクリーン上に映されるそれらの映像には必ず憎むべき魔女が登場する。例えば次のようなシナリオを皆で見る。
魔女が、ある田舎の一組の夫妻に密かに毒を飲ませる。暫くすると、妻が身篭る。夫はより一層仕事に精を出すようになる。ある日妻が突然の陣痛で倒れ、彼は街に出る。医者のところに行く前に彼は喫茶店に入る。そして喫茶店に居た人を皆殺しにする。一仕事終えたような清々しい顔をした男は病院に向かう。病院に入る。病院の人を皆殺しにする。その病院を出た男はようやく自分が街に来た理由を思い出す。さあ医者を呼びに行こうとした時、彼は射殺される。妻は一人で子を産み、かろうじて命を繋ぎ止める。彼女は夫と住んでいた場所から遠く離れた地で、生まれてきた娘に愛情を注ぐ。貧しく暇のない彼女であったが、娘に注ぐその愛情だけは他のどの親よりも豊かであった。娘が学校に入る歳になったある日、魔女が彼女のもとにやってくる。その姿を見た娘は自分の中の声を聞く。そして家に帰ると、その声に従って、母親を殺害する。母親に馬乗りになって何度も何度もその屍にを包丁を突き立てる。魔女が家の扉を開く。血に塗れた娘がそちらを振り向き、柔和な笑顔を浮かべる。そして娘は魔女と扉の向こうに消えていく。最後は、同じような血に濡れた娘たちが列をなして廃墟のような街の中を歩いていく映像が流れ、話が終わる。
映像が消え、スクリーンが黒くなると、子どもたちは一斉に立ち上がる。どの子どもの顔にも強い憎悪が滲んでいる。そのとき施設の院長がスクリーン上に姿を現す。彼は言う。
「我々は魔女に多くを奪われた。愛する者を、未来を、生きる場所を。奴らは我々人類に取って代わろうとしている。殺さなければ我々が殺される……」
院長が続く言葉を発しようとした瞬間、ジャックされたようにスクリーンに魔女の顔が映る。彼女は言う。
「欺瞞だ。私たちはただ仲間が欲しいだけ。人殺しなんてしていない。人は殺していない」
子どもたちは顔を歪ませ、醜い獣のように怨嗟の声を上げる。
ナノもエリザも皆が狂気に飲まれたように口々に魔女への攻撃を始める。誰もが強い言葉で自らの考えを発しているようでいて、吐き出された言葉はどれも同じような魔女への憎悪であった。子どもたちは各人が一個人というよりは、それ全体で一個の個体となしているかのようだった。チセもまた一緒になって叫んでいた。魔女の姿を目にするだけで 、その存在が脳裏によぎるだけで 、反射的に強い怒りが湧き上がってくる。観賞会の恐ろしいところは、おどろおどろしい映像を見せられることそれ自体ではなく、個人が持つ性質が消え失せ、熱狂的な集団の狂気に埋没させられることであった。集団精神に飲み込まれ、魔女に強い怒りを示す。集団を形成する部分として熱せられた群集に溶け込んでいく。個人としての自己主張的傾向が希薄になり、全体への帰属的傾向が強固となる。気がつけば、漠然とした印象とそれに対する怒りとに支配され、狂気の一部となっている。
その狂気の中、チセは視界の隅にゴーストを見た。その吸い込まれそうな瞳を見つめていると、脳を支配していた強い熱が引いていった。代わりに周りの喧騒がどこか遠くにあるような感覚を覚える。ゆっくりと時間が流れる。その瞬間、チセとゴーストだけが狂気の外にあった。
チセは第五地区ワイゼンハウスの狂気に決して染まらないゴーストに唯一絶対的な信頼を置いていた。刷り込みによって思考や記憶を書き換えられることもなく、観賞会の熱に飲み込まれることもない。その場所で唯一一貫した存在。ゴーストと言葉を交わすことはできなかったが、ゴーストは常に自分を守ってくれているのだという確信めいたものがチセの中にはあった。
彼女はこの友人の存在を誰かと共有したかった。その欲がそれはやってはいけない事だという漠然とした強迫観念を上回ったある日、チセはエリザにゴーストの存在を明かした。最初こそエリザは冗談半分と思い込んで話を聞いていた風であったが、チセの必死の語りに次第にその存在を信じるようになった。
それから程なくしての夕食時の事である。配給された食事を半分ほど食べ終えると、エリザは急に手を止め、コップの中の水に目を落とした。その中に何かを見るかのようにじっと見ていた。
「エリザ?」
彼女の向かいに座るチセはその様子に首を傾げた。その時である。エリザが唐突にフォークを握り締め、それを隣にいた子どもの左目に突き刺した。
食堂に絶叫が響き渡る。チセは一部始終見ていたにもかかわらず、目にした出来事が信じられなかった。フォークを突き立てられた子が蹲り、声にならない叫びを上げている。まるで夢を見ているかのようであった。その悪夢はそれだけで終わらなかった。エリザの側にいた子どもたちもまた彼女と同じように周りの人間を攻撃し始めた。
狂気が伝播する。それは観賞会のときの光景に似ていた。皆が一つになる。狂気の一部と化す。誰も自分を持たず、誰もがより巨大で極端な情動に突き動かされる。
子どもたちはあるはずのない憎悪を執拗に振り下ろす。それは施設の職員にも及ぶ。彼らは子どもたちと違い、狂気に飲まれていなかった。故に突如として目の前に現れた無秩序と暴力にふためいていた。逃げ出そうとする者、どうにか暴動をおさめようとする者、そのどちらにも子どもたちは襲い掛かった。小さな獣の群れに飲み込まれ、大人たちの影が食堂から消える。
そこには地獄があった。チセは恐怖に足を引っ張られるように部屋の端まで後ずさっていた。そこから彼女は騒乱と血飛沫の向こう側にゴーストを見た。ゴーストは、部屋の中心に佇んで、いつもの静穏な目でチセを見ていた。チセはこの地獄を生み出した巨悪を理解し、強い憎しみの目でゴーストを睨んだ。ゴーストはその強い感情をいなすように、食堂の外に出る扉を指差す。つられるようにそちらを向いたチセは、子どもたちの手を逃れ、扉から外へと逃げ出そうとする職員の姿を見た。その瞬間、彼女は駆け出した。
容赦無く襲い掛かってくる子どもたちをかわしながら食堂の外に出たチセは、廊下の曲がり角をちょうど曲がっていく職員の姿を捉えた。彼女はすぐに彼に追いつき、背後から組み伏せた。その男は息を切らし、言葉にならない弱々しい悲鳴を上げる。足を引きずる死に体だったとはいえ、通常なら幼子が大人の男を押し倒す事などまず不可能なはずだった。しかし、チセはいとも簡単に彼を床に転がした。通常の人間と、魔法の行使に耐えうる肉体を持つ魔女とではそれほどまでに違いがあった。
チセは倒れ伏した男の頭を持ち上げ、その顔を何度もコンクリートの床に打ち付けた。ここでこの男を殺されなければならないという考えだけが彼女の脳を支配していた。彼が生きていれば、この暴動の発端がエリザであるとされ、彼女が処分されるのではないかという恐れが彼女の体を動かす。チセもまた狂気の一部と化していた。
男から一切の抵抗を感じなくなり、その息の音すら聞こえなくなっても、しばらくチセは彼の顔を床に叩きつけていた。廊下にこだまするその鈍い音が食堂からの狂乱の声を掻き消す。そして、その死が確実なものになったと確信した後、チセは立ち上がり、食堂へと戻った。
食堂では多くが倒れ伏していた。食堂に足を踏み入れた瞬間、チセは床に広がる血溜まりを踏んだ。足元を見ると、頭から血を流し、苦痛の中でその命を失ったであろう子どもの屍があった。その場でまだ立っているのは数人の子どもだけで、それでも彼女たちは互いに憎悪を向け続けていた。そこには破壊音と微かな呻き声だけがあった。そんな中、ゴーストだけが全く変わらずに食堂の中心に立っていた。
ゴーストは食堂に戻ってきたチセをまっすぐ見て、そして部屋の端を指差した。その先には、気を失っていたと思われるエリザがゆっくりと体を起こす姿と、そちらに向かって歩いていく一人の血に濡れた少女の姿とがあった。
チセは走る。途中で手元に転がっている椅子を拾い上げ、それをエリザへと歩いていく少女の頭に迷いなく振り下ろした。少女はどさりと倒れ、動かなくなる。
チセは呆然としているエリザの手を取った。
「大丈夫か!?」
「……これは何?」
エリザの目には困惑と驚駭の色があった。記憶が抜け落ちている――チセはそう悟ると同時にもう一人の友人の姿を探した。
「ナノ!」
しかし、死屍累々の部屋の中から彼女の姿を見つけ出すことはできず、その居場所を求めるようにゴーストを見ると、またしても部屋の外へと続く扉を指差していた。チセはエリザの手を引いて、急いで食堂の外に向かう。
「こっち!」
食堂を出ると、廊下を駆け抜け、厨房に入る。そして調理台の下収納を開けると、そこにエリザを押し込んだ。
「ここに隠れて」
チセは口早に言う。しかし、エリザはチセの服の裾を掴んで離そうとしなかった。不安に揺れた瞳がチセを捉える。チセは罪悪感と恐れとで顔を歪める。エリザをここに置いていくことへの抵抗以上に、これ以上自分と共に居れば、またエリザの中のなにかが狂ってしまうのではないかという恐れが彼女のうちにはあった。
チセは必死に縋り付いてくるエリザから逃れるように強引にその場から離れた。
「チセ!」
背後からの必死な呼びかけに答えることすらなく、チセは廊下を駆ける。その先にはゴーストが居て、それは彼女を求めている場所へと誘うように先行する。そうして玄関ホールへと出た時、チセは探していた少女を見つけた。
少女の足元には、食堂で狂気の子どもたちの手を抜け出した職員の男が横たわっていた。その首は異様な方向に曲がり、その顔は血に染まって元の形が分からないほど変形している。
「……ナノ?」
チセは歪な死体を見下ろす少女の名を呼んだ。
ゆっくりと振り向いたナノは、無垢な瞳でチセを見て、そしてぱっと純粋な笑顔を浮かべる。その様がチセの中で観賞会で見た母親殺しの娘と重なる。
「殺しておいたよ」
ナノはまるで善行をなしたかのように言った。
・ ・ ・・・・・・………─────────────────………・・・・・・ ・ ・
「……ぅあ!」
チセは恐ろしい夢から逃げ出すように目を覚ました。汗で服が酷くベタついていたが、彼女はそれを気にも止めず、病室を見渡した。
まず部屋の外に出る扉を見た。そこには誰もいなかった。そこからぐるりと辺りに目を向けていく。そしてベッドと窓との間―――部屋の隅から彼女を見つめるゴーストを見た。心臓が大きく脈打ったが、彼女は努めて驚きを表に出さなかった。
「魔法際の日、お前が私をエリザのところまで連れて行ったのか?」
チセは正面に向き直り、囁くほどの小さな声で言った。目の端でゴーストが頷くのが見えた。
「思い出したよ。全部。これもお前が?」
その問いに対してはゴーストは反応を示さなかった。
「なぜ今になって私の前に戻ってきた?」
その問いにも反応を示さない。
「あの日、一斉に皆がおかしくなった。あれもお前が?」
ゴーストは反応を示さない。チセははっきりとゴーストの方を向いた。
ゴーストがわずかに哀しげな表情をしているように見えた。チセにはその顔をどこかで見たような覚えがあった。目の前の少女の表情とその記憶の中の少女の表情が重なる。第五地区ワイゼンハウスで起こったあの惨劇の最中、この少女は食堂の中心に立って、今と同じような顔をしていた。
「……お前ではないのか?」
少女が小さく首を横に振る。チセはその反応に僅かな違和感を覚えた。
「お前の意志ではないのか?」
少女はコクリと頷いた。
チセがさらに尋ねようとしたとき、エルヴィラが食事を持ってやって来た。彼女は「あとで着替えも持ってくる」と言って、いつものようにベッドサイドテーブルに食事の載ったトレイを置く。しかし、チセは手をつけようとしなかった。
「食べないの?」
「食べたくない」
「そう。置いておくから食べたくなったら食べると良いわ」
エルヴィラは椅子に腰を下ろすと、神妙な顔つきでチセを見る。
「記憶が戻ったの?」
「思い出した」
「聞いても?」
チセは窓の方に目だけを向けた。そこに居るゴーストが小さく頷く。
「条件がある」
「条件?」
「エリザをここにおいてやって欲しい。何ににも利用せず、自由に過ごさせて欲しい」
「解放の要求はしないのね」
「ここを出ても行く当ては元の場所しかない。でも、そこに戻ることはエリザにとっては不幸にしかならない。少なくとも彼女はここにいた方がまだ良いように思う」
「そう……命を狙われたけど、私は彼女に恨みはない。彼女の生命と自由、権利を最大限尊重し、守ることを約束しましょう」
「分かった。でも全ては話さない。全てを話すのは約束を守ってくれると判断できた後でだ」
「それで良いわ。それなら、アルトナーさんがなぜ私を襲ったのかなどは聞かない。まだ話してくれないでしょうからね。とりあえず、アルトナーさんの生い立ちとかお父さんやお母さんの話でもしてもらおうかしら」
「私には父も母もいない」
チセは聞かれた通り自らの生い立ちを淡々と語る。
「悪魔の子どもたち計画と呼ばれる計画があった。計画内容は魔法が使える人間を人工的に作り出し、優れた兵士として完成させることだった。その計画の初期段階で作られたのが私。エリザもその一人だ。私たちは第五地区ワイゼンハウスと呼ばれる施設で育てられた。その施設は表向きは身寄りのない子どもたちに扶養や教育を与える単なる社会福祉事業の施設だけど、その実態は私たち、悪魔の子どもたちを優れた兵士として完成させる実験場だった。しかし、その試みは順調に進みはしなかった。子どもたちは精神的にひどく不安定で、ちょっとしたきっかけで他の子どもたちに対して強い暴力性を顕にしたり、自傷行為に走ったりすることが多々あったからだ。エルヴィラさんは私やエリザに投薬や脳への手術の形跡が見られると言っていたが、それはその症状を強引に抑えるための最終手段だった。大人たちはその処置を“刷り込み”と呼んでいた。幸いなことに私は他の子どもたちと比べて刷り込みを受ける回数が極端に少なかった。大人たちは私を悪魔の子どもたちの数少ない成功例と見なしていた。身体能力などの能力面では私よりも優秀な者が僅かながらに居たが、彼女たちも精神的には酷く不安定だったためだ。それでもそこの大人たちは、子どもたちの精神的安定を最優先事項に置かなかった。悪魔の子どもたちの長期的な運用目標を彼らは放棄した。代わりに彼らが目指したのが、子供たちの暴力性をコントロールし、命令に遵守させるメソッドの確立だ。短期的な安定運用のメソッド、刷り込みの被検体として、多くの子どもたちは使われた。その試みは半ば成功したかに思われていたが、ある時その全てが崩壊した。子どもたちが突如として互いに殺し合いを始めたんだ」
チセは自分とは無縁の物語でも話すかのように第五地区ワイゼンハウス最後の日の惨劇を語った。しかし、ゴーストのことは一切語らず、殺し合いが起こったという客観的な事実のみを話す。
「私も一人殺した」
しかし、そう自らが犯した殺人を明らかにしたとき、彼女の表情はわずかに歪んだ。
「施設の職員だ。生かしておけば、暴動の始まりとなった友人が処分されると思ったからだ。第五地区ワイゼンハウスという場所は、私たちを道具として扱っていたが、そこの職員の中には人間として私に接してくれた人もいた。私が殺した職員がその人だったかは分からない。顔も覚えていないんだ」
「そう」
エルヴィラの静かな相槌が妙に部屋の中に響いた。彼女はそれ以上何も言わなかったが、それがチセをしてもう少しだけ続きを話しても良いような心持ちにさせた。
「そこで生き残ったのは、数人だけだ。その後、刷り込みにより記憶を書き換えられ、私は第五地区ワイゼンハウスで起こった事件を忘れた。あの惨劇は、過剰な心理実験とその異常な環境下で自ずと発生する抑圧とによって、悪魔の子どもたち生来の人間に対する攻撃本能が暴走して引き起こされたとされた。そのためか、その後、私に与えられた生活はそれ以前より人間味があるものになったように思う」
チセは表情を窺うようにエルヴィラの顔を見た。そこからは憐憫も興味も退屈も見て取れなかった。エルヴィラはただ真剣な眼差しでチセを見ていた。
「私の生い立ちはこんなものだ。エリザのこと……」
「分かっているわ。ただもう一つ聞かせて欲しい。話に出てきた第五地区ワイゼンハウスという施設、他にも同じような場所はあったの?」
「分からない。私が知っているのは私が居た第五地区ワイゼンハウスのことだけだから」
「そう。それにしても随分内情まで知っているのね」
「なぜだろう……?」
チセはぽつりと呟くと、窓の方を見た。そこにはゴーストが変わらず立っており、ずっとチセだけを見つめていた。チセもまた、窓の外を見るふりをして、ゴーストをじっと見た。
「私にも分からない」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます