31話
私は1人で帰り道を歩く。
(木空さん...怒ってたな...)
そう何回も考えてしまうが、私は頭を少し左右に動かしその考えを何回も振り払いながら、歩いて行くそして木空さんの家を通り過ぎとあるところに向かう。
そして少しの間歩き、私は小さな公園について、ベンチに荷物を置いて座る。
(....謝ろう)
少しの間ベンチに座り込み、落ち込んでいた心を平常心に戻しそう決意すると私は木空さんの家に帰るのだった。
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私は白雪くんと一緒に家に帰ってきて、玄関で靴を脱ごうとした瞬間、私はとある事に気づく。
「日作ちゃんが帰ってきてない?」
「え?木空さんそれ本当?」
私の家は玄関橋に靴箱があって、日作ちゃんは自分の靴は靴箱にちゃんといれるけど、学校の靴はいつも玄関の端っこにいつも置いていたが、今は端に日作ちゃん靴は置かれておらず、私は慌てて靴箱の中を確認するがやはり日作ちゃんの靴は見当たらない。
「う、うん帰ってきてない」
私は少し遅れて白雪くんにそう答える。
白雪くんは、少し慌てて
「ど、ドッキリとか...かもしれないし!少し部屋の中とか調べる?」
と言い、黒玉ちゃんも慌てたように玄関の中をあっちこっち素早く飛び回っている。
私は少し考えて白雪くんに
「私探してくるから、白雪くんは日作ちゃんが家に帰ってきたら私に電話して!」
と言ってスマホを持ったことを確認して玄関から外に飛び出す。
「えっ!?」
後ろから白雪くんの声が聞こえたが私はとりあえず、学校方向とは反対側に走るのだった。
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私はなんとなくで木空さんの家に帰っていると、前に木空さんが見えた。
「きそ.....」
私はそう言おうと声を出そうとしたが、途中で辞めてしまうが、木空さんが私を見つけたのかこっちに向かってきた。
「み、見っ...けたぁ....」
はぁはぁと息切れをしつつ私の前まで木空さんが少し遠いいけど来てくれる。
「はぁはぁ...ふぅ..見つけたよ日作ちゃん」
「だ、大丈夫?」
私は木空さんの言葉にそう答えてまう、というかそう答えてしまうほど木空さんが疲れているように見えてしまう。
「大丈夫だよ!」
木空さんはそう言ってくれるが、まだ呼吸が完全に落ち着いてないようで、未だに大きく呼吸をしていた。
「なら....いいんだけど...」
「心配しなくて大丈夫だよ」
「うん」
私はそう頷いて木空さんと一緒に歩き家に帰る、しかし私は少しの間無言で歩いて木空さんにこう言った。
「お昼休みごめんなさい」
私がそういうと、木空さんはきょっとんとした顔でこう言った。
「それの事はもう気にしてないから大丈夫だよ?」
私はそう聞いてなんでこんな事で悩んでたんだろうと、思い小さな声で笑うのだった。
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