28話

私達は通学路をゆっくり歩いて、黒玉ちゃんわ私達から少し遅れてる感じで移動しながら、私達は会話をしてい歩いていると白雪くんがこんな事を言う。


「そういえば体育祭何するんだろうね」


私はそれを聞いて少しやる気が落ちた、理由は私が運動が苦手で体育祭なくなって欲しい派だからだ。


「体育祭の種目決めっていつ頃でしたっけ?」


「確かにいつなんだろう?」


日作ちゃんが言った通り私も気になる、私的にはそろそろ6月になりそうだからてっきり先週にあると思っていたんだけど...そんな事にはならず結局、何時種目決めがあるのか私は知らない。


「僕は今週にありそうだなと思うんだけど...」


「確かにそうかも」


なんて会話しつつ歩いていると日作ちゃんが聞いてきた。


「そういえば2人って体育祭の種目何でやりたい物とかあるんですか? 」


私はそれを聞いて少し歩いてるスピードを落とし考える、そして私はその質問にこう答える。


「私は運動苦手だから少し走るヤツがいいな?」


「僕もそうかも、障害物競走があったらそれにしようかな?」


私と白雪くんがそう答えると日作ちゃんがこんな事を言い出した。


「なら二人三脚、二人でやったらいいじゃないですか?」


私と白雪くんはそれを聞いて立ち止まってしまう、黒玉ちゃんは慌てて私と白雪くんの目の前にきて周りを回っていると、私はびっくりしつつこう聞いた。


「なんで...二人三脚...?」


私がそう聞くと日作ちゃんは少し考え。


「私が見たいからですね」


と答える。私はそれを聞いて顔を白雪くんの方に少し向けると、白雪くんは少し小さな声で「...木空さんがいいなら...」と呟いた。


「し、白雪くん?」


私は少し顔を赤くして白雪くんの名前を呼ぶ。


「...き、聞こえた?」


すると白雪くんは恥ずかしそうに聞いてきたから私は急いで「なんにも」と言って歩き出すのだった。

あれから三人とも何も言わず歩き少し黒玉ちゃんな不安げに私達の周りを飛んでいる、私は顔が暑さは変わらなかったけど、自分の中で暑いだけという事にして私は学校え歩いていると、日作ちゃんはなんの種目したいのかな?と急に思い聞いてみる事にした。


「日作ちゃんは体育祭の種目何したいの?」


私と質問に日作ちゃんは私の方を向き笑顔で「決めてない!」と答える。


(日作ちゃんらしいな...)


と思うと同時に正直な所が凄いなと感心する。


そんな事を少し思い、そして白雪くんの「木空さんがいいなら...」の答えをどうするか考えていたらすぐ学校に着いてしまうのだった。

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