18話

あの後、僕は木空さんから降りてすぐさま謝ったが、反応はなく固まっていたが少ししてどこかへ行ってしまった、そういえばご飯だなと思い1階に行こうとしたが、熱のせいで上手く動けないので、少しして確認しにきた日作ちゃんに頼んで運んできてもらった。


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(やばいぃぃぃ死ぬぅぅ!)


私は今1階のトイレに籠って悶えてる、自分の部屋はいま白雪くんがいるので無理です!恥ずかしさで死んでしまいます!


そんなことを考えたって何も進まないのかもしれないけれど本当に本当に恥ずかしい、私は今日あった事を少し思い返して落ち着こうとする。


学校に行って抜き打ちテストがあって、社会の時間に黒神社と白神社のことを聞いて、体育の時白雪くんを保健室まで連れて行って。


不意に悪口を言われた事も思い返す...


嫌な事は忘れようと、何かほかに考えていると、ご飯を食べていなかったことに気づいてて、私はリビングに向かった。


「ご、ごめん料理作ってくれたのに、すぐに降りなくて」


リビングにいた、日作ちゃんに私はそう謝った。


「いーや、大丈夫だよ、何かあって送れたんだろうし、そういえば白雪くんのご飯木空さんの部屋で食べることになったけど大丈夫?」


それを聞いて、少ししょんぼりした、皆でご飯食べたかったな、と思ったから。


「大丈夫だよ、動けるのなら3人で食べたかったけど」


「なら良かった、それじゃあ私たちもご飯食べようか」


「うん」


少ししてご飯を食べ終わって、私は風呂に入ろうと思い、日作ちゃんに先に入ってくるね、と言って私は風呂に向かうのだった。


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「食器貰いに来たよー!」


私はそう言ってドアを勢いよく開けると、白雪くんがベットに座っていた。


「日作さん...急に元気になってませんか?」


「んー、だってさぁ、あんな所見せられたら少しは、面白そうだなぁと思うよ」


そう言いながら私は少し回転する。


「はは、そうですか」


「そういえば熱は大丈夫?」


「少し、マシになってきた気がしますね、」


「なら少し熱測るね」


私はポケットから、体温計を取り出し熱を測ろうと、白雪くんに近づく。


「わかりました」


少しして体温計が鳴る。


「ほむほむ38.0か、結構高いね」


私はそう言いながら、温度計を見せる。


「そんなに高かったのかぁ」


「まあゆっくりしといてね、まあ明日どうするかなんだけどさ....」


「明日....学校か、片方残らせるのもあれですしね」


「まあ細かいとこは後ですればいいしねぇ」


「そんなにめんどくさがり屋でしたっけ?日作ちゃんって」


「気にするな!」


「なんか、僕今日で日作さんのイメージ変わりましたよ」


「そうかいそうかい、さーて黒玉ちゃんあまり白雪くんのおでこをなでなでしないでね、一応疲れてるだろうし」


おでこをなでなでしている黒玉ちゃんが気になって、私が一旦止めようとしる。


「いいですよ、それぐらい...ところでメイド服いつ買ったんですか?」


「言ったじゃん、ショッピングモールで買ったって」


「ですよねぇ」


「さて、そろそろ食器洗ってくるね、」


「わかりました」


「んじゃもう少しゆっくりね」


「はい」


私はそう言って食器を手に取って、部屋を出るのだった。


(全く、黒玉ちゃん結構頑張ってるじゃん、明日には動けるかな?)

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