12話
現在、私達は本屋に付いて私と白雪くんの2人と、日作ちゃん1人に分かれて行動している、理由は日作ちゃんが1人でじっくり本を探しに行くと言ったからだ。
「どの漫画買おうかな?」
私は普段、恋愛系の漫画を読んでいるけど、最近は異世界系とかを読んでみたいなと思っていたので探しているところだ。
「白雪くんおすすめの異世界系の漫画ない?」
「僕あんまり異世界系とか読まないけど、とりあえずこれとこれはおすすめだよ。」
そう言って白雪くんは本を2冊取って渡してくれた。
「ありがとう」
「どういたしまして」
そういえば気になったことがあったのでそのまま白雪くんに聞いてみる。
「そういえばさ気になることがあるんだけど」
「うん」
「クレーンゲーム終わってさ、私が日作ちゃんに怒ったじゃん?あの時なんで顔隠してたのかなって」
「あーあれね」
白雪くんがなぜか目をそらすので私は白雪くんの目をじーと見る。
「正直に言うと...木空さんの笑顔が可愛いかったから少し...こっちが恥ずかしいと思ったり....」
その言葉で私の脳は固まった。
「大丈夫?木空さん」
急にその言葉で私の脳が動く、うん、聞き間違いだと言うとこにしておこう。
「大丈夫だよ」
「なら良かったぁ」
「そういえば本決まったし、日作ちゃん探す?」
「んーどうだろう?まだ本色々見てると思うよ?」
私がそうだよねぇと言う前に日作ちゃんが白雪くんの後ろ側からやってきた。
「呼んだ?」
「あ、日作ちゃん実は買う本決まったから日作ちゃんを探そうとしてたところだったんだ」
「私も買う本に決まったから、2人を探がしてたんだ」
「それじゃお会計しに行こうか」
それからしばらくして、私達は本を買ってショッピングモールを出て帰っているところだ。
「今日めっちゃ楽しかったね!」
私がニコニコしながらそう言った、本当に色々あったがとても楽しい1日だった。
「わかる、めっちゃ楽しかったね!欲しかった物とか意外なもの買えたし!」
「僕も楽しかったー」
黒玉ちゃんは自分も楽しかったよ!と言うように白雪くんの頭の上ではねていた。
そんな事を言いながら私達は待ち合わせしていた場所の橋で別れて家に着いた。
「ただいま」
「荷物重かったね」
「まあいろいろ買ったしね」
私は一旦着替えようと荷物をリビングにおいて自分の部屋戻って着替えた、そして階段を降りてリビングに向かった。
(お菓子とか冷蔵庫入れたり荷物を自分の部屋に持っていかないと)
そう思いながら私はリビングの扉を開けて私はする事をやるのだった。
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