6話

現在私はお昼ご飯を食べ終わって昼休み、私は何をしようか迷っていた。


(図書館行こうかなと思ったけど、ほぼ見たい本読み終わったんだよなぁ)


そんなことを思いながらブラブラと歩いていると、日作さんが階段を上ってきて声をかけてきた。


「木空さん!時間あるのなら一緒に回りません?」


「ちょうど暇だったしいいですよ」


「やったぁ!それじゃあどこになんの教室があるのか教えてください」


「わかった」


私はいま別校舎にいるこの中学校は複雑と行かないまでも、いろいろ分かりずらいところによく使う教室があるので最初は迷うのだ、なのでいろいろ教えながら歩いていると日作さんがこんなことを言ってきた。


「木空さんは優しいですよね」


「そうかな?」


自分自身優しくないと思っている、しかしはたから見たら優しいのかな?と思いながら歩いていると日作さんがこんなことを言ってくれた。


「だって白雪くんの頭の上にある黒玉ちゃんを見ても優しく接してるし、普通の人ならおかしな人と思うよ、それに木空ちゃん動物とか助けてるそうじゃん?」


「そう言われるとそうかな?まぁ動物を助けると言っても迷子の猫とかを飼い主を見つけて返すぐらいかな?」


(あれ?黒玉ちゃんって言ってること日作さんに言ってたっけ?白雪くんが言ったのかな?)


「そうだとしてもですよ、あと意外とモテモテなんですよ木空さん」


「え、えぇ?!嘘でしょ?」


私は不意に大声を出してしまったため急いで周りを見ていると人がいなくて少し安心していた。


「嘘でしょ?だって私陰キャだよ?」


「いえいえ、女神とか影で言われてますよ、雨の日の下校で傘をさして歩いてる姿が人気だとか何とか」


「どこでそんな情報を...てかクラスの人たちが可哀想な気がしますよ」


「確かにそうですね女神様と言われるのバレたらきっと嫌われるとか思ってるらしいですよ」


「てかびっくりしました、急にそんなことを言うから、そういえば...日作ちゃんはモテるの?美人なんだからモテるのかなぁって...」


「んー私はモテるとかモテないとか気にしない人ですからね、あんまり知りませんねー」


「そうなんだ....ところで部活は入る予定あるの?」


「ないですね、部活とか人が多いあところ少し苦手で」


「以外です...日作ちゃんはそういう人が多いいところ大丈夫だと思ってました」


「そう思うよねー」


ふと近くに時計がないか見る、そろそろ休み時間が終わる頃だと思い探していると、ちょうどあったため時間を確認する、あと10分程度で昼休みが終わってしまうのを確認した私は日作ちゃんに声をかけた。


「日作ちゃんそろそろ時間だから教室行こう」


「わかった、少し急ぐ?」


「いや大丈夫だ思う」


こうして教室に戻って行くのであった...


さて教室に着くと皆はまだ次の授業の準備をしていなかった者が急いで準備をしていた。


「木空さん次はなんの授業なの?」


「次は数学かな?」


「数学の教科書だけ遅れて来るって言ってたから、先生に言わないとなぁ」


日作ちゃんはそんなことを言いながら自分の席に着いてゆっくり筆箱とかを出している、私も急いで自分の席に着いて数学の教科書などの準備をやり始めギリギリ先生が来る前に準備をる終わらせたのだった。


現在数学が終わって理科の時間、今日は教室で授業なのだが....


(眠い...昨日寝不足だっかなぁ?)


「ふぁぁ....」


少し小さな声であくびをしてしまった、バレてないよう確認する暇もなく眠気がピークになり眠ってしまった....


「木空さん帰りの会終わったよー」


「ふにゃ!?えぇぇと今何時?」


変な声が出てしまった起きると目の前には白雪くんと日作ちゃんとクラスメイトが数名いた。


「いやー寝顔が可愛くてさ...起こすのもったいないなぁと...」


そんなことをクラスの女の子が言う、時間を見ると帰りの会が終わって部活が始まって間もない時間だった


「いや大丈夫だよ、起こしてくれてありがとう...」


少し眠気が残っているのか小さいあくびをして帰りの準備をしようとしたふとみんなが帰らない事が気になった。


「そういえば皆帰らないの?」


「実はー少し居残りがありまして....」


「昨日の宿題終わらせてない組がまだ残ってたてわけちなみに木空さんは居残り組じゃないよー」


皆が居残りだったことが判明した、そして同じクラスの男子が言った居残りじゃなかったことに安心してもう一度お礼を言って帰りの準備をし始めるのだった。


ちなみに日作さんは先生がミスでまだ渡してないものがあったため居残りだったらしい。

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