第5話

白雪くんと日作さんと共に学校について、今は靴箱にいる日作さんは校門に着いたら。


「職員室向かわなきゃなんでこれで!」


といい職員室の方向に行った。


(同じクラスになったらいいなぁ)


そんなことを思いつつ階段を昇っていく、ふと白雪くんがこんなことを言った。


「この学校ってさなんで1年の教室が4階なんだろうね?」


「確かに私も入学してきて少しびっくりしたけどもう慣れてたから、疑問に思わなかった。」


そんな会話をしていると後ろから同じクラスの子が白雪くんに話しかけた。


「おーい白雪、今日転校生するんだって!楽しみじゃね?」


「今日その人とあったよ」


「え?まじ!?どんな人だった?美人な女性だった?」


「まあそんな感じの人かな?」


「マジかぁ楽しみだなぁ」


「そういえば木空さん今日またゲームしない?」


「いいよ」


「え?あ、ごめん!!木空さん!無視してて」


「いや大丈夫だよ!気にしてないし」


「いや本当にごめん!!」


「大丈夫だよ、気にしないで」


「女神さまぁ」


「どうしてそうなるの!?」


急に女神さまとか言われてびっくりしていると、後ろから人が来てるのでさすがにじゃまになってるな、と思い急いで自分の教室に行った....


現在朝のHRが始まるまで待ってます...


(なんで女神って言われたの私ぃ?!いや多分あれだと思う、無視してたのに許してくれたってことで女神扱いされたんだ...うんそういうことにしよう)


そう自己解釈して自分の席に座っていると、白雪くんが話しかけに来た。


「木空さん今日の宿題終わらせた?」


「宿題?あ、やってない!」


ふと時計を見るとあと10分後に朝のHRが始まるのを確認して、私は引き出しから急いで宿題プリントを探し筆箱を取り出すとすばやく机の上に置いて。


「教えてくれてありがとう」


「いや僕もやるの忘れたから見せてもらいたかったんだけど....というか苦手な教科でしかも難しくて無理..,,」


「なら私が教えるから一緒にする?」


「ありがとう!」


白雪くんの笑顔がめっちゃ可愛かったが、時間が少ないので急スピードで宿題を終わらせて余った時間で白雪くんの分からない所を教えて宿題を終わらせた。


「つ、疲れたぁ」


私がそう言ってぐったりしていると。


「教えてくれてありがとう」


「いやいや困った時はお互い様だよ」


「そうだね、ならなんかあった時僕を頼ってくれたら嬉しいよ」


「そうする」


「てか自分の席戻らなきゃ!」


ちょっとして先生が入ってきて朝のHRが始まった。


「「きりーつ、きおつけ、れい、お願いしまーす」」


「えー何人か知ってると思うが、転校生が来てる入ってこい」


「はーいこんにちは未壊 日作です、適当にさっくーとか呼んでください!」


(日作さんこのクラスかぁ楽しくなりそうだなぁ)


そんなことを思いながら、先生が席を指定などをしている。


(席は1番後ろか、いいなぁ)


こうして朝のHRは終わりちょっとした休み時間に皆んなが日作さんの元にいき色々聞いている。


「ねえねえ好きな物なに?」


「女の子なの?!男の子だと思ったよ!」


「僕と付き合ってください!」


なんか告白が聞こえたが気のせいだろう、ふと白雪くんの席を見ると白雪くんは眠たそう

にしている。


「おーい白雪大丈夫?」


「あーごめん昨日すこし夜更かししちゃってね」


「ゲームでもしてたの?」


「いや小説読んでてね」


「そういう事ねちゃんと寝た方がいいよ?」


「そうする」


そんな会話をしていると、黒玉ちゃんは私の近くによってきて回ったりしている、いつもは寝てる感じなのに、今は楽しそうにぐるぐる回ってたりしてる、私は小さい声で。


「今日は動いてるの?」


「僕が寝不足なのは時々あるんだけどその時でさえこんなに動かなかったのに、なんでだろうね」


「そうなんだ、眠いのなら顔洗ってきなよ」


「そうするー」


眠たそうに白雪くんは手洗い場まで行って、黒玉ちゃんは白雪くんの後ろをゆっくりついて行って可愛いなと思った。


「フフ可愛いなぁ」


不意にそんなことを言ってしまった、え?誰も聞いてないよね?みたいな感じで後ろを見たけどみんな日作さんに注目していて聞いてないそうだった、よかったーとあんどしつつ自分の席に座ってぼーとしていたら、いつの間にかそろそろ授業の時間になりつつあったため急いで準備をした。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る