第3話
「ただいまー」
反応はない
「まだ仕事か....」
私の家は裕福な方だ、家も大きいし別荘もあるしかし、親が仕事ばっかりして私は家ひとりのことが多いい。
(私の事なんかどうでもいいのかな?)
と思ってる、それでもちゃんと言葉は交わすし優しくしてくれる、だから愛してくれていると思っている、いやそう思いたいのかもしれない。
そんなことを考えながら自分の部屋に行くための階段をのぼり、そして扉を開けすぐベットへ飛び込んだ。
「夜まで暇だな」
親はだいたい9時に帰ってくる、小3ぐらいまではおばあちゃんが遊んでくれたので寂しい思いはしなかった、もう無くなってしまったが...
ふと思い出す
「そう言えば昔おばあちゃんが昔話をしてくれたな...」
私が寝るとき時々言ってくれた昔話、しかし今は思い出せない、トラウマになってるからだ、その昔話は小さな私にとっては少し恐ろしい昔話、そのせいで私は人間不信になった、友達を増やすのをやめた、少し不登校気味になった、理由を母さんと父さんに聞かれ昔話のことを言うと、母さんや父さんがおばあちゃんにその話をするなと怒ってくれた、しかしなぜかおばあちゃんは少し悲しそうな顔を何故かしてた。
「白雪くんもう家帰ってるのかな?」
ふとそう思い私は白雪くんに電話するのだった。
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僕は自分の家に着いた黒玉ちゃんが早く早くと言わんばかりに扉の前で跳ねる、扉を開け、荷物をおろし、着替えをして、自分の部屋に行く、家には僕1人本当に寂しい、黒玉ちゃんは僕を心配してるようにゆっくり僕の周りをクルクル回っている。
「大丈夫だよ黒玉ちゃん」
そう言うと僕のほっぺに近ずいてすりすりしてくる、可愛いと思いながら部屋の片付けをしていると電話がなった。
「もしもし?」
「もしもし白雪くん?電話したかったんだけどダメだった?」
「いや大丈夫だよ、ちょうど暇だったし」
そう言いながらビデオ通話に変えた
「あ、黒玉ちゃん機械越しでも見えるんだね!」
そう言いながら木空さんは手を振った
「こういうのって、普通見えない感じなのかと思ったよ!」
木空さんはそう笑いながら言う
「そうなんだ、そういえばなんで電話してきたの?」
「いや、今家にひとりだから寂しいから白雪くんと電話したいなって。」
少し恥ずかしそうに木空さんはそう言う。
「そういえば木空さんって上の名前なんなの?聞いてなかった気がする。」
「まあ自己紹介の時しか言ってないからね、
「え?そうなの?てか黒玉ちゃんってつける時なんか思わなかったの?」
「いやーまあ少しこれでいいのかなぁ?と思ったけどまあ呼びやすい方がいいしね!」
木空は笑顔でそう言うと
「まあまあそんなことはさておき、白雪くんなんか一緒にゲームしようよー」
「急だね...何するのかは木空さんが決めていいよ」
そんなんなで一緒にゲームをした、木空は意外とゲームは強くて、そしてとても楽しかった。
___________
「あ、もうこんな時間ごめんね付き合わせちゃって」
「大丈夫だよ、またゲームしようね」
「私も、明日学校でねばいばい」
「うん、ばいばい」
そういい私は通話を切ったそして夜ご飯の支度に下に向かった。
「今日はハンバーグかな!」
私はハンバーグは自分にいいことが会った時にしか作らないと決めてある、理由はお母さんが楽しいことがあった時しか作らないと言ってたからそういう影響を受けたかもしれない、それとおばあちゃんとおじいちゃんに私が初めて作った思い出の料理だからだ。
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