第7話 この物語の世界観について




かなり昔の話ですが、果たして斉天大聖と孫悟空は同一人物なのか?


そういう話がありました。


普通に考えて斉天大聖(天にひとしい)にまで成った人物が人間になりたがる訳がない。


そう考える人が当時はおりました。


確かに…考え方によっては可笑しいと思います。


そこから派生した考えとしまして斉天大聖と孫悟空は別人で、勝手に猿の大妖怪、孫悟空が斉天大聖が何かの事情で居ないから『勝手に名乗っていた』もしくは天界で暴れられては困るから、だまして『その名前を与えたふりをした』そういう説がありました。


この作品の孫悟空は、その説を採用しています。


猿の大妖、孫悟空が三蔵法師と旅をして天竺にたどり着き…人間にして貰って、要らなくなった大妖の身と力…そう考えてください。


もし違っていてもこの作者はこう考えている…そうご理解頂けると助かります。

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