ナツとハルの思い出の枝垂れ桜。
それだけは20年前と変わらずそこにあるっていうのが嬉しいですね。
その幹に刻まれた印の数だけ蘇る小学生の時の追憶と共に、幼馴染だったナツとハルの素敵な関係性が今のナツの人生を輝かしいものにしている気がしました。
ハルにとっても、きっとそうに違いありません。
新しい印が物語っています。
思い出の地に帰って来たナツにとってこの時間はひとつの区切りをつけて又新たな未来を歩む原動力になったようですね。
僕は、火星に春を必ず作る。
力強いナツの決意が、心地よいです。
読後が清々しい素敵なお話しでした。
桁くとん様、ありがとうございます✨✨
作者からの返信
ゆあん様が書かれた元々のストーリーを、なるべくなぞる意図で書き出したので、ゆあん様のストーリーの勝利でしょう。
多分、自分ではこういった物語の筋の発想が浮かんで来ません。
本当はナツが火星に行く宇宙飛行士というのは作品内で明言しないようにしたいと思っていたのですが、力足らずで書いてしまいました。
あと、一応おまけのエピローグも書きましたので、よろしければ読んでみて下さい。
編集済
はる。が人であったり天体が持たない気候であったり、たくさんの広がりがあって素敵だなあと思いました。
火星の環境を変えてこうとする人を
地球の桜に刻まれた優しい背丈のしるしが
見守っているような暖かな大きさを感じました。ここちよい小説をありがとうございます✧ (*´ `*) ✧ °
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
この作品を書いていたため、今週の「黄昏時」は延期ですm(_ _)m
元々ゆあん様自主企画で提示された筋に基づいて話を書く、というものなので、この筋は私の発想からは生まれてこないものでした。でも、何となく書き込んでいくうちに色々膨らんでいったというのが正直なところです。
書いていく中ではやっぱり、ハルのセリフの「私はこの枝垂れ桜の方が好き」が捻り出た時が一番嬉しかったですね。
筋はあったけれど、ディテールの整合が取れていないな、と思っていたので、このセリフで何となくハマった感じはしました。
ナツが火星に行くテラフォーミング担当の技術者っていうのは、本当は作中に明記しないで匂わせるだけにしようと思っていたのですけど、そこまでの力量なく書いてしまいました。
痛恨ではありません。自分には書けないものがあると再認識いたしました。