修羅場
「零?なにしてるの?」
「お、王女様?なぜここにいるんですか?」
「そんなことはどうでもいいの。なにしてるの?なんでアバズレと一緒に寝ているの?」
だめだ……話を聞いてない……そ、そうだ!氷翠さんに説明してもらったらいいんだ!
「ひ、氷翠さん!説明してもらってもいいですか!」
「ヤッ!!!」
「氷翠さぁん!?」
ダメだこの人全く役に立たない!いつもはあんなにクールな感じなのにこういう時に役に立たなくなる!
「さぁて、零?動かないでね?」
「は、はい!?」
そういうと、王女様は素早く僕の背中にしがみついてきた。つまり、添い寝状態である。って、そんなことは関係なくて!
「お、王女様!?」
「奴隷うるさい。これが罰だから。」
えぇ!?
「零~うるさい~。寝れないよ~」
誰ですかね!?
結局前は氷翠さん、後ろに王女様が引っ付いた状態で寝ることになった。勿論、ぐっすり寝れるわけがなかった。これも精神修行の一環と考えて苦労した。
あー!もう!どうしてこうなった!!
後書き
修羅場か……?これ……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます