修羅場(予告)

王女様穂香視点


「あのアバズレ……いい度胸しているじゃない……」


零の家でご飯を食べた後、私は家に帰ってから零の気配を感じようといつも通りに運命の赤い糸の目監視カメラの映像を見た。そこには……あのアバズレがいたのだ。別れたはずの。


「私の零に勝手に近づくなんて……」


零も心なしか楽しそうに話しているように見える。私というを差し置いて。


許せない。


勝手に下僕に近づくアバズレも。それを許すことができるだろうか?あるわけがない。


ゆるせない。


「今から行くからね?」


ユルスコトハデキナイ。


「ふふっ……どんな顔をするかな?下僕アナタ?」


すぐに零の家に向かった。


零視点


結局、お願いは僕が折れる形になった。そして、そのお願いの内容が……


「零のにおい……♪」


僕は今、氷翠さんと一緒にベットで横になっている状態だ。頭が僕の胸にあって抱きとめてるような状態だ。


「ちょ、ちょっと氷翠さん……近いですよ……」


「……ヤッ!」


「えぇ……」


眠いからなのか物凄い子供っぽくなってる……でも、氷翠さんのにおいとか体の柔らかさとか、そんな情報がダイレクトに伝わってきて大変だ。


「零~。」


すっごい甘えてくるな……少しかわいいと思ってしまったのは秘密だ。


そんな感じで寝ようと思っていたのだけれど……


「零?」


なぜかすぐそこに王様が仁王立ちしていた。ナンデ?



後書き

モチベーションが消失していたため更新していませんでした……

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