その後。

前書き、前半零視点後半王女視点です。



「うーん。とりあえず、二人とも寝かせようかな。」


家に帰った僕は二人を自分のベットと客人用の布団に寝かせることにした。傷がひどい(やったのは僕)氷翠さんをベットに寝かせた。


それと、見える範囲で消毒とかの手当てもしておいた。傷だらけでそのままっていうのも嫌だったから。


「うーん。二人が起きてくるまでに軽い軽食でも作っておこうかな。」


僕は眠る二人を部屋においてキッチンへと向かった。あとついでに、お風呂も沸かしておこうかな。王女様も入ろうとするかもしれないし。


僕の両親はどちらも遅くまで帰ってこない。同じ会社で働いてるのだけど、大きな仕事が舞い込んだらしくて最近は一人でご飯を食べることが多い。


「あ、そうじゃん。帰りに夜ご飯を買ってこようと思ってたから何もないんだった。なにかあり合わせで作ろうかな……いや、王女様がいるのに下手なご飯は作れない。ちゃちゃっと買ってきちゃおうかな。」


なににしようかなぁ。王女様いるしそんなに重くないやつがいいよね。


僕は近くの商店街で買い出しに行った。


王女様穂香視点


「…………ん。」


ここは……?


わたしは零に突き飛ばされて……氷翠が零を刺したように……


「零……いなくなってないよね……?」


周りを見渡すと……ここは零の部屋みたい。たぶん、零が運んでくれたんだと思う……でも、1個だけ気に入らないことがある。


「なんで零のベッドをアバズレが使ってて、私は布団なのかな?」


引きずり降ろそうかな。いや、そうしよう。


わたしはアバズレを引きずりおろしてベッドで寝っ転がろうとしたら。


「クンクン……零のにおい…」


ゆるさねぇ。こいつ。


「なに零のベッドのにおいを堪能してるのかな?アバズレ氷翠?」


「……落ち着くから。」


零は私の従者なんだけどなぁ?


「退いてくれるかしら?それは私に権利があるから。」


「あなたのじゃない。私の者。邪魔しないで。」


初めてピキィって頭の中で聞いたわ。


どうやって処すか考えてたら、アバズレから提案がなされた。


「……一緒に寝転がったら?」


……このアバズレをどかす時間と少し我慢しながら有意義な時間を過ごす。どちらがいいのかは明白ね。


「ちっ……今回だけよ。」


というか、もう我慢できない。


わたしは零のベットにダイブした。



後書き、なんだろう、指が勝手執筆してると終わる気がしない。短編じゃないよなもうこれ。&ラブコメ要素ってどこ?ここ?あと、数日投稿しなかった分も夜あたりに纏めて投稿します。(予定)

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