第6話 地元から行こう!

「花崎さん!」


花崎「どうしましたか?」


「地元の中学校から回ってもいいですか?」


花崎「ええ 構いませんよ。 まだどこから回るか決まってませんので」


「取り敢えず、地元の横浜市を中心に回って行こうと

思います!」


花崎「ええいいんじゃないですか?」



内川「お待たせしました〜!」


(前から思ってたけど可愛さが中学の頃よりアップしてるなぁ)



花崎「まず、護衛対象の紹介をしますね」


内川「はい!  お願いします!」



花崎「こちらの方は、宇根まさ吉さんと言います

覚えてますか?」



内川「えっ?!  内川くんって? 同級生の宇根くん?!」



「そうだよ! 最初あって気づかなかった?」


内川「ごっごめん 分かんなかった」


「まぁいいよ〜 これからよろしく!」



花崎「挨拶は宜しいですか?」


「はい! 大丈夫です!」


内川「だっ大丈夫です!」



花崎「取り敢えず、これから宇根さんの地元の学校を

回ってスキルがあるものと、有用と貴重なスキル保有者を

見つけに行きましょう!」


内川「はっはい!」


「了解!」  「横浜市のどこから回りましょうか?!」


花崎「宇根さんの最初の地元である瀬谷にしましょう」


内川「最初?」 花崎「ええ 宇根さんは中学は引っ越しをしたので

小学校の時に過ごした地元は瀬谷なんです。」



「よく分かりましたね〜」


花崎「はい あらかた調べますので」


内川「いつ頃、出発ですか?」


花崎「明後日から出発します」


「なんで明後日なんですか?」


花崎「明日は引っ越しです」


内川「引っ越し?」


花崎「はい 内川さんには引っ越ししていただきます」


内川「えっ?! どこに?」


花崎「宇根さんのお家にです」 「えっ?!」


内川「宇根くんのお家ですか?!」


花崎「はい 護衛として私以上のスキルがあるので常に身近で

護衛していただきます」


内川「いっ一緒に住むしつようがあるんですか?」


花崎「ええ 私のスキルは離れていてもいいですが

内川さんのスキルは近くにいないと意味がないので

一緒に進んで一緒にいてもらいます」


花崎「ちなみに、休みは基本無しです

その分手当が出ます。」



内川「うぅ わっ分かりました」



「あのー 僕に拒否権は…」 花崎「ありません」


「そっそうですか?!」


花崎「それでは、明日は内川さんの引っ越しで

明後日から本格的に回って行きましょう」


「了解です!」 内川「わっ分かりました!」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る