8:《我々》が求める調和および終焉

こう、なんというか……世界が今の形で、もしくは自然的に、そうあるならば……"還元"されたい。美しい、大地へ。

これは翻訳すれば「死にたい」ではあるが本質は全く違っていて、死にたいは死にたいでも「自らの意志で自然と対話し、一度素粒子レベルまで分解され、美しい大地へと還り、穏やかで優しくも、荘厳で広大で鮮やかな世界と一体になり、自然的な、自らの求める美しさの極致へ向かいたい」という意味である。

美しさの極致。《我々》はまだ未熟……この程度なのだ

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