付箋:執事片岡の覚え書き②

 あれから数日。


 三名の皆様は、わたくしの無理難題に少しずつですが、たいへん意欲的に取り組んでくれているように感じます。


 あの『希求筆記帳』を使いこなし、様々なアイディアを体現なされているようですね。完成が待ち遠しいものです。


 おや、そろそろ大広間に置いてあるボールクロックの鐘の音が鳴り響きますね。急いでお食事を準備しなければ。


 さて、本日の昼食は何になさいましょうか。

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