第5話 『違法捜査ギリギリ』は大体違法
謎のアレルギーにやられています。ティッシュとお友達。
警察小説が好きなのですが、中でも好きなのがこれです。
雫井脩介先生の『犯人に告ぐ』。結構なハードカバーだった気がしますが、夢中になって読んだ気がします。自分の記憶の適当さを前回散々感じたので、『気がする』しか言えない。
児童連続殺人犯を逮捕するため、神奈川県警は数年前に大失態を犯した中年の刑事をテレビ出演させて劇場型捜査を行うことに──!までが公式のあらすじです。
エンタメ感が強くてサクサク読めます。
何度聞いてもドキッとするタイトルで好きだな、と思います。
雫井脩介先生の作品だと、『ビター・ブラッド』も好きです……!
イケオジとその息子の犬猿警察バディモノ。これは自分的には珍しくドラマから小説に行きました。
スーツが良く似合う細身イケオジ刑事と『親父を認めねえ』ムーブメントしているワンコ系ひよっこ刑事バディ、すごく良かった。すごく。
ドラマ版にはイケオジ俳優様のジャケットプレイ(あの、ジャケットばさあってやって犯人取り押さえるやつです)があります。お得です。
犯人に告ぐが好きだと言いながらビタブラの話ばかりしている。イケオジ刑事はいいぞ。
あとはやっぱりストロベリーナイトですかね。誉田哲也先生の。ドラマ化される前の、小説発売時にいつものようにふらっと寄った本屋さんで何気なく購入した新刊だったのですが(気がします)、本当に夢中になって読みました。
犯人に告ぐ、もストロベリーナイトも、エンタメ感というか映像感が強かった気がしています。視点が固定されてなかったりして型に拘らないというか、臨場感があって滅茶苦茶好きでした。
あと秦建日子さんの『推理小説』も好きです。「アンフェアなのは誰か」で超有名なあれです。
この三作品、本当にぶっ飛んでいていいんですよね。違法捜査しかしてない。
というかあの、蘆名は法律に少しだけ嗜みがあるのですが、『違法捜査ギリギリ!』と触れ込みのある作品、大体がっつり違法です笑
でも、警察小説はやっぱり壮大ではちゃめちゃなのがいいな、と思います。たのしい。
完全に法に則った警察小説も見てみたい気はしますが……!
犯人に対峙して警察官が声を荒げるシーン、非合法なルートから証拠を手に入れたり、犯人を力尽くで確保したりする手に汗握る展開、それらの魅力的なお約束を封じられた警察小説は一体どんなものが出来上がるのだろうか、みたいな。
ご存知の方がいらっしゃったらコメ欄か匿名のお題箱に投げていただけたらたすかります(助かるとは)
小説ではありませんが、刑事ドラマが大好きで、ド派手にドンパチやっているのがはちゃめちゃに好きです。頭脳戦も好きです。アメリカ、イギリスあたりのプロファイリング系もいいし、韓国の全く法を守る気のないアクション盛り盛りクライムサスペンス刑事モノもいい。
でも一番好きなのは日本のイケオジ刑事モノですね……!
細身のスーツイケオジが好きなので、そんなドラマがあったらコメント欄かお題箱に(以下略)
あぶない刑事、続編をワクワクしながら待っています。
自分でも何を書いてるんだと思いますが、アレルギーのせいだということにしておいてください。
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