第7話
その後数分後には家に帰った宇津月。
DVされないといいなぁと思いつつ俺は寝た。
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朝一とまでは行かなくとも今日は早めに家を出た。
昨日書いた紙に「清楚」と書いたから
早くから来るだろうと思ったのだ。
そして宇津月、否彼女は「2ヶ月程で完璧にする」と言っていた。
つまり今日から.....。
いや俺も鬼じゃないし何なら別れたい。
だからヘマしてくれないかなぁ、と
脳内会議を繰り返していると高校に着いた。
どんよりと重く圧しかかる雲。
梅雨手前のはずなのに、これも温暖化のせいか。
教室に入る。
視界には、黒髪の宇津月がいた。
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よほど眠いのかうとうとしながら読書をしている。
何を読んでいるのかと表紙を見ると「英検1級単語帳」と書いてあった。
「............えっ?」
思わず声に出してしまった。
「あ、水島さん。おはようございます」
ニコっと軽く微笑む彼女。
女って怖ぁと思った。
「お、おはよう」
「どうしたんですか?かなり動揺しているようですが」
いやまぁ数時間の内に髪染めて勉強して口調変わってたら
誰でもこうなると思うんだけども。うん。
「い、いや。昨日の今日でこんなにも変わると思わなかったから...」
きょとんとする宇津月。
目もカラコンを入れたのか黒色になっている。
「い、いやでしたか?」
「いや全然嫌じゃないよ。ただ行動力がすごいなぁっと思ったりしてたりする」
動揺を隠しきれずに変な日本語になってしまった。
というか本当に彼女なんだよな?
わけがわからなくなる。
「え?沙二ちゃんめちゃかわじゃぁん」
...冷や汗が出る。
「それに
「黙れ
「あはは...」苦笑いする沙二。
本当にあのリストをやる気なのだろうか。
「それにしても沙二ちゃん髪染めたんだねぇ~。
めちゃ似合ってるわ。それなのに隣には水道水とか、勿体ないなぁ。
沙二ちゃん隣相手r「すみません。昨日水島さんに告白されまして、私彼とお付き合いしてるんです」「あ、あぁ~そうなんdって待って?水が告白したって言った?」
信じられんと言わんばかりに聞く
やはりこいつは早く食用人肉にしなければならない。
「おい、
「....あぁ」
「みみずー!お前も漢になったなぁ!」
こいつはよくわからないけどいいやつなのかもしれない。
「髪の毛をぐしゃぐしゃにするな親父を思い出す」
ふと口にする。
「あ、あぁすまねぇ」と上阪は手を引っ込めた。
急に空気が重くなる。
しかしそれを知らないクラスメイト達は宇津月の席に群がるのであった。
___
日にち飛ばすか考え中です。
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