偽典・むかしばなし

第3章

3:1

　そのころ、洗礼（バプテスマ）の夜半寝（ヨハネ）が現れ、岡山の荒野で教を宣べて言った、

3:2

「悔い改めよ、ﾈｺの国は近づいた」

3:3

　そのとき成長したモモ・タロウは、夜半寝（ヨハネ）のところにきて、洗礼（バプテスマ）を受けようとされた。

3:4

　ところが夜半寝（ヨハネ）は「わたしこそあなたから洗礼（バプテスマ）を受け「字数足らんから巻きで」」

3:5

　モモ・タロウは洗礼（バプテスマ）を受けるとすぐ、水から上がられた。すると、見よ、天の UFO から声があって言った「ワイ将の子や」。

3:6

　さて、モモ・タロウは UFO によって鬼ヶ島に導かれた。鬼に試みられるためである。

3:7

　すると試みる者がきて言った、「今日はこの娘がおすすめだよ」

3:8

　するとタロウは彼に言われた、「店長よ、退け。このものはパネマジである」。

3:9

　そこで、店長はタロウを離れ去り、そして、倶楽部「鬼ヶ島」の女性従業員がみもとにきて仕えた。

3:10

　この時からタロウは教を宣べはじめて言われた、「ﾈｺは近づいた」。

3:11

　さて、タロウは童貞を捨てて海を渡り、自分の岡山に帰られた。

3:12

　するとその時、十二年間もボーイズラブをわずらっている貴腐人がタロウの後ろからみ衣のふさにさわった。

3:13

　するとこの女はその時に、いやされた。