リアリングモンスターズ 第3話
作・るふまる
ティラノン 珠武のリアモン セリフ数5
レーキス 冬華のリアモン セリフ無し
ヴィトン・ルーイス パニック団ボス セリフ数25
エルメス・ハイネス パニック団員 セリフ数19 兼役セリフ数32 合計51
シャネル・ビー パニック団員 セリフ数26 兼役セリフ数11 合計37
~役表~
珠武 不問:
冬華 ティラノン♀:
ボス ガイド不問:
エルメス 少年♂:
シャネル エーアイ ナース♀:
※スパイ 不問:
スパイは無しでもOK
____________________________
ナースのお姉さん「これで貴方達のリアモンは元気になりましたよ」
珠武「ありがとうございます!」
冬華「ありがとうございます」
珠武「にしても、チャンピオンのわざ、すごかったなぁ!」
冬華「そうね、貴方が苦戦していた改造リアモンをあっという間にノックアウトしていたものね」
珠武「なんかトゲのある言い方だな・・・」
冬華「まぁ、初心者にしてはなかなか良かったんじゃないの?」
珠武「むむ・・・そういうおまえはどうだったんだよ?」
冬華「おまえ?私には名前があるのだけれど、ちゃんと名前で呼んでもらえるかしら?」
珠武「名前っていっても・・・自己紹介されてねぇし」
冬華「あら、そういえばそうね」
珠武「・・・」
冬華「・・・」
珠武「あの?」
冬華「なに?」
珠武「いや何じゃなくて!自己紹介してくれる流れだっただろ!?」
冬華「へぇそう、流れがどうとかはわからないけれど、人に名乗らせる時はまず自分から名乗るのが礼儀ではなくて?」
珠武「(苦笑)それもそうだな・・・(咳払い)___俺の名前は
冬華「なるほどね、まぁいいわ。__私の名前は
珠武「ふむ」
冬華「それからは、リアモン研究会が管理してるリアモンズスクールで一か月ほど実技訓練をしていたわ」
珠武「へぇ、そんなとこがあるのか!知らなかったぜ」
冬華「自己紹介はこれくらいでいいかしら?」
珠武「あぁ、これからよろしくな!冬華!!」
冬華「何を言っているの?」
珠武「へ?」
冬華「成り行きであなたとキューキューセンターまで来たけど、ここからも一緒に行動するなんて言ったかしら?」
珠武「そ、それもそうだな・・・」
冬華「でもまぁ、ちょうど色んな街を見て回ってるとこだったし、いいけど」
珠武「いいんだ・・・」
冬華「それで、これからどこへ向かうの?」
珠武「えー、それなんだよなぁ・・・」
冬華「まさか、まだ決まってないの?」
珠武「あ、あぁ」
冬華「(ため息)あきれた___ほら、このパンフレットを見て、ツギモリタウンで次のリアモン大会があるみたいよ、ツギモリタウンは森を抜ければすぐだし、とりあえず今回はそこを目指したらどう?」
珠武「そうだな!(呟き)博士を助けなきゃいけないし、チャンピオンチャレンジシップでペンダントの事も聞きたい、そのためには強くなって俺の強さを証明しないといけないよな」
冬華「何をぼそぼそと言っているの?」
珠武「あ、いや!気にしないでくれ!」
冬華「博士と聞こえたのだけれど?」
珠武「いやだから、気にしないでくれ・・・」
冬華「まぁいいわ、気にしないであげる」
珠武「お、おう・・・ありがとう・・・」
冬華「ツギモリタウンに行くにはツギモリ森林を抜けないといけないわ」
珠武「ツギモリ森林?」
冬華「あなた、地理の授業サボってたわね」
珠武「はい、寝てました」
冬華「全く、リアモン学を先行してなくても地理くらいはしっかり覚えておきなさいよ」
珠武「仰る通りです」
冬華「いい?ツギモリ森林は、主にムシ系統のリアモンが多く生息している森林よ。比較的よわいリアモンばかりだから初心者がバトルになれる最適な場所の一つとして多くの教科書にも載っているわ」
珠武「そうなのか!じゃあそこで経験積んで、大会で優勝するぜ!」
冬華「そう簡単にいくわけないでしょ…」
珠武「___ま、まぁここでくっちゃべってても始まらねえし、その森林までいこうぜ!」
冬華「そうね、出発は早い方がいいわ」
間
ボス「お前たち、研究所襲撃の件、ご苦労だった」
エルメス「ありがたきお言葉、感謝いたします。」
シャネル「フフ、あんなの、私たちにかかれば朝飯前ですわ」
ボス「ふん、頼もしいじゃないか__では、成果を報告してもらおうか」
エルメス「っは!__研究所でリアモン研究会の第一人者であるリアー博士を捕縛しました、また襲撃時に交戦した新米テイマーと思われる少年が、炎属性専用『守り』の技「ファイアウォール」を使用しました、この技は知っての通り炎属性に耐性のない属性の攻撃をなんでもかき消す炎属性最強の技になり得る強力な技です。今の状態では使い物になりませんが、後々パワーが上がればあるいは・・・」
ボス「なるほどな」
間(通信機が鳴る)
ボス「なんだ?」
間
ボス「___どうやら、博物館へ向かわせた二人組が現チャンピオンに敗北、消滅したという情報が入った」
シャネル「ふーん、情けないわね」
エルメス「失敗作とはいえ改造リアモンをあっさり消滅させるとは、現チャンピオンもなかなかの使い手のようだな」
ボス「そのようだな、しかし!我々の創り出す最強のリアモンをもってすれば何人たりとも止められはしないだろう」
エルメス「その通りでございます」
シャネル「最強のリアモン、早くお目にかかりたいわ~♡」
ボス「わかっているとは思うが、そのためにはまず、最強の技をすべて習得しなければならない」
エルメス「はい、心得ております」
ボス「今我々は最強の技を覚えたリアモンを四匹確保している」
シャネル「そのうちの二匹は、私たちの手柄ですよ~ボ・ス♡」
ボス「あぁ、お前たちはよく働いてくれている」
シャネル「フフ、『億万長者輝く未来』の為ならワ・タ・シ、何でもできますから」
エルメス「このくらいは当然の事です」
ボス「__そして、最強の技をもったリアモンは最強の技をもったリアモンでなければ太刀打ちできない…この意味が分かるな?」
エルメス「最強の技になり得る技を持ったリアモンを早期発見し殲滅することで、我々の創り出す最強のリアモンに対し対抗できる手段をつぶす」
ボス「そうだ、どうあがいても勝てないものにわざわざ向かってくるバカはそうそういない。絶対に勝てないという認識で我々はこの世界を支配する!孤高にして最強・完全無欠!!!___どうだ、この私にこそふさわしいと思わんか?」
エルメス「ボスの仰る通りです」
シャネル「はい、私もそう思います♡」
ボス「最強の技は後5つある、その一つは報告にあった最強の技になり得る技を持ったリアモンだ」
シャネル「あの坊や、そんな珍しい技を使ってたのね」
エルメス「お前は早々に___」
シャネル「(食い気味に)それは言わないって約束でしょ?」
エルメス「そ、そうだったな」
ボス「何をこそこそしている」
エルメス「いえ、何でもありません」
ボス「そうか___では、お前たちにその新人テイマーの使役するリアモンの捕獲を命じる」
エルメス「了」
シャネル「了♡」
ボス「適当な仕事をする奴がどうなるか、お前たちはわかっているな?」
エルメス「もちろんであります」
シャネル「もちろん、わかってますよボス♡」
ボス「お前たちには期待している、失望させてくれるなよ__以上だ、下がれ」
エルメス「了、パニック団の栄光のために!」
シャネル「あ、ボス~!私からも報告があります~」
ボス「なんだ?」
シャネル「こいつが~」
スパイ「・・・」
シャネル「改造リアモンのデータを盗もうとしていました~」
ボス「ほお?」
シャネル「後始末、しておきましょうか?♡」
ボス「いや、こいつの後始末は私がやる」
シャネル「は~い、じゃあ私たちはこれで」
エルメス「失礼いたしました!」
ボス「さて、では始めようか」
スパイ「・・・」
ボス「お前は、確か3ヶ月程前に組織に入った者だな、お前の雇い主は誰だ?」
スパイ「・・・」
ボス「ここですべて話せばスパイとして私が雇ってやってもいいが、どうだ?話す気にはならないか?」
スパイ「・・・」
ボス「なるほど、口を割らぬか、いいだろうでは」
スパイ「・・・(申し訳ございません、火威様…)」
ボス「失せろ」
間(ボス、通信機を使う)
ボス「___おい、掃除をしておけ」
間
エルメス「ふん、我々の邪魔をするからこうなるのだ」
シャネル「あ~あ、私のおもちゃが~…」
エルメス「さて、では我々も行くか」
シャネル「そ~ねぇ、壊れたおもちゃに興味はないし~」
エルメス「今回の任務はあのティラノンの奪取だ、抜かりはないな?」
シャネル「当たり前よ、私を誰だと思ってるの?」
エルメス「っふ、そうだったな、ではいくぞ!」
間 ~場面転換~
珠武「よし、ここがツギモリ森林の入り口だな!」
冬華「ようやく着いた…」
珠武「何してんだよ!ツギモリ森林はここからだぜ!?」
冬華「貴方が寄り道ばかりするからでしょうが!ちょっと休憩させなさい!」
珠武「んだよ~、じゃあこの辺を見てくる」
冬華「はいはい、勝手にしなさい」
珠武「っしゃあ!いくぜー!」
間(珠武が走り去る)
冬華「騒がしいわね」
間
シャネル「もし、そこのお嬢さん、ちょっといいかしら?」
冬華「はい、なんですか?」
シャネル「お嬢さんは、さっき走っていったあの坊やとお友達なの?」
冬華「いえ、まだ知り合って間もないので」
シャネル「そう、それにしては仲睦まじい様子だったけれど?」
冬華「そうですか?行き先が同じなので同行しているだけですよ」
シャネル「そう、ここにいるという事は、次の目的地はツギモリタウンね?」
冬華「まぁ、そうですけど」
シャネル「フフ、お嬢さん博物館であった事件をご存じかしら?」
冬華「え…?__あ、はい、知ってます」
シャネル「実行犯の一人があの現場から逃げおおせてこの森林に隠れているみたいなの、お嬢さんもあの森林を通るなら気を付けて」
冬華「そうですか、ご丁寧にどうも」
シャネル「それでは私はこの辺で失礼しますわね」
冬華「...」
間(シャネル立ち去る)
シャネル「ウフフ、かわいい♡」
間 ~場面転換~
珠武「おぉ~!これがツギモリ森林か~!野生のリアモンがたくさんいるなぁ!あいつはなんだ!?うぉ!あいつ今光ったぞ!すげ~!ティラノン!ワクワクするな!」
短パン少年「おいお前!」
珠武「ん?なんだ?」
短パン少年「おい!聞いてるのか!」
珠武「なんだよ、俺は初めてのリアモンを観察しに行く途中なんだよ!」
短パン少年「よし、目が合ったな!目と目が合ったらバトル!これはテイマーズルールブックにも載ってる基本中の基本だぞ!」
珠武「そうなのか!?よし、じゃあバトルするぜ!いけ、ティラノン!」
短パン少年「おーティラノンか!じゃあキミはハジマタウンから来たな?」
珠武「っ!?なんでわかったんだ!?」
短パン少年「最初のリアモンはもらう場所によって違うのさ!」
珠武「そうなのか!」
短パン少年「僕はツギモリタウンでもらったからこいつだ!いけ、ボウツクツク!」
珠武「お、こいつはさっき見たセミみたいな奴だ!__とりあえず、スキャン!」
ガイド「ボウツクツク、虹ゼミ科 炎属性 ムシ系統 主にツギモリ森林に生息する、個体によって属性と色が異なり複数の個体が集まっている光景はまるで虹のようであるため虹ゼミとして称される 夏の昼間に群れで空を飛ぶ姿はまるで動く虹である」
珠武「なるほどな~!確かにさっきのは青かったな~」
短パン少年「スキャンは終わったみたいだね、じゃあバトル開始だ!バトルフィールドオンライン!」
間
珠武「ふぇ?」
短パン少年「…もしかして、テイマーズルールブック持ってない?」
珠武「あ、あぁ…__アハハハハ」
短パン少年「笑い事じゃないよ…」
珠武「それってどこに売ってる?」
短パン少年「どこにも売ってないよ、テイマーになるときにみんなもらえるんだ」
珠武「え、俺もらってない…」
短パン少年「なんでぇ…?」
珠武「あの、よかったら、なんて言うか教えてくれないか・・・?」
短パン少年「う、うん」
珠武「ありがとう…」
短パン少年「ええっと、まず、バトルを仕掛けた側がバトルフィールドオンライン!って言うんだ、そしたら受けた側はバトルエーアイスタンドアップ!っていうんだよ!そしてそのあとはバトルエーアイがやってくれるんだ!」
珠武「そうなのか!じゃあ、もう一回頼む!」
短パン少年「あぁ、気を取り直していくぞ!バトルフィールドオンライン!」
間 (システム起動音)
珠武「バトルエーアイスタンドアップ!」
エーアイ「バトルモード起動、フィールド展開シークエンスを実行します」
珠武「うわぁすげえええ!」
エーアイ「完了、バトル開始のカウントダウンを始めます。」
短パン少年「バトル開始まで、3!」
珠武「2!!」
珠武・短パン少年「1!!!!!」
エーアイ「バトル開始」
短パン少年「よーし!先手必勝!いくぞ、ボウツクツク!ヒノヤイバ!」
珠武「ヒノヤイバか!じゃあこっちも!ティラノン、ヒノヤイバ!!」
エーアイ「両者のヒノヤイバが激突、パワーバランスによりティラノンに12%のダメージ、ティラノン残りライフ88%」
短パン少年「よっしゃー!こっちの方がパワーが上だ!このままいくぞ、ヒノヤイバ・バレット!」
珠武「なんだそれ!___って焦るな落ち着け、ヒノヤイバは『遠隔』の技だから相性がいいのは『守り』の技だ!ティラノン、ファイヤーウォール!」
短パン少年「えぇ!?ファイアウォールだって!?」
エーアイ「ガード成功、ティラノンにダメージはありません」
珠武「ふぅ、危ないところだった・・・よーし!やられっぱなしじゃ終わらないぜ!今度はこっちの番だ!いくぜティラノン、カエン!」
短パン少年「カエンか、いい技を使うね!ボウツクツク、ヒノマモリ!」
エーアイ「ガード成功、ボウツクツクにダメージはありません」
珠武「『守り』の技には『近接』の技!行くぜティラノン!ヒートプレス!!!」
短パン少年「マズイ、ボウツクツク!!!」
エーアイ「ブレイク、技の相性によりダメージが増加__ボウツクツクに34%のダメージ、ボウツクツクの残りライフ66%」
珠武「よっしゃー!決まったぜ!!」
短パン少年「勝負はまだ終わってないぞ!ボウツクツク、ファイアタックル!」
珠武「ティラノンくるぞ!かわせ!__っな!?ティラノン!」
エーアイ「クリティカル、ティラノンに67%のダメージ、ティラノンの残りライフ21%」
短パン少年「よし、決まった!クリティカルだ!」
珠武「クリティカルって、くっそ、手痛いのを食らっちまったな・・・残りライフ21%・・・ごめんなティラノン、もっと俺がちゃんとしてれば・・・」
短パン少年「ふふ、なんかしんみりしてるけど、勝負はまだ終わっていないよ!この調子で残りも削りきってやる!ボウツクツク、決めるぞ!ファイアタックル・フルドライブ!!!」
珠武「俺は__こんなところで__足踏みしてるわけにはいかないんだ!ティラノン!!」
ティラノン「あぁ、そうだな!
珠武「ティラノン、おまえ…」
ティラノン「話はあとだ、来るぞ
珠武「あぁ!行くぜティラノン、カエンを地面に放ち飛び上がれ!」
ティラノン「あぁ!いつものコンボだな!いくぞ!」
短パン少年「なんだって!?」
エーアイ「ドッジ、『近接』技回避により9%の自傷ダメージ_ボウツクツクの残りライフ57%」
短パン少年「あぁまずい!避けられたことによって自傷ダメージを受けてしまった!しかも、フルドライブは使用後少しの間スタンして動けなくなる・・・どーしよおおおおお!!!」
珠武「聞いたか?ティラノン!相手は今無防備だ!ここで決めるぞ、いけるか?ティラノン!」
ティラノン「あぁ!」
珠武「よっしゃー!いくぜえええええええ!爆熱!」
ティラノン「熱血!」
珠武「大爆発!決めろ大技!ヒートプレス!!!」
ティラノン「うおおおおおおお!!!」
珠武「いっけええええええええ!!!」
間(ヒートプレス炸裂)
短パン少年「ボウツクツク!?」
エーアイ「クリティカル、コンボ発動によりダメージが増加_ボウツクツクに72%のダメージ、これによりボウツクツクのライフが0になりました。」
珠武「よっしゃー!決まったぜ~!!!」
短パン少年「っく…___キミ、やるじゃないか!コンボ技だなんて、あんなの初めて見たよ!」
珠武「あぁ!お前の技もすごかったぜ、ありがとうな!」
冬華「今のバトル、もう少し頑張れたんじゃないの?」
珠武「冬華!?お前いつの間に!?」
冬華「いつの間にって、全然戻ってこないから迎えに来たのよ」
珠武「お、おう、その、すまん、楽しくなってつい時間忘れちゃってて・・・」
冬華「別にそれは過ぎたことだしもういいわよ」
珠武「そうか!ありがとう!」
冬華「んーで、さっきのバトルの事なんだけど」
珠武「ん?」
冬華「まず、相手がヒノヤイバ・バレットを使ってきたところだけど」
珠武「え?それってだいぶ序盤じゃないか?」
冬華「技の性能に助けられているようなものじゃない!隙の大きな技なんだからもっと使いどころを___」
珠武「あのさ」
冬華「なに?」
珠武「それって長くなる?」
冬華「もちろん」
珠武「勘弁してくれ‥‥」
短パン少年「あ、あの」
珠武「ん?まだ何かあるのか?」
短パン少年「これ、バトルのお礼だよ」
珠武「うぉ、なんだこれ」
短パン少年「こっちがバトルに勝った証みたいなもので、こっちが技のパワーアップに使う石さ」
珠武「へぇ、こんなものがあるのか」
短パン少年「ツギモリタウンに技のパワーアップできる場所があるからこれをもっていってみて」
珠武「あぁ、ありがとうな!」
冬華「最後のあれも、相手がミスしてくれたからよかったものの、もうちょっとやりようがあったっていうのに」
珠武「えぇっと、まだ続きそうだな・・・」
冬華「ちょっと、聞いてるの?」
珠武「は、はい__聞いてます…」
冬華「いぃ?そもそも貴方は基本がなってないのよ!わかる?まず技の三すくみをちゃんと理解して...___」
珠武「ううう、誰か助けてくれえええええええ!」
冬華「ちょっと!ちゃんと聞きなさいよ!」
短パン少年「あはは…」
リアリングモンスターズ 第3話 ~終~
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