✵5話 【❦♌♋】こ̸͢͡れ̵̛͜は̶̨̕驚̴̕͢い̷̡͡た̴̧͝
✵作者からの謝罪
いつもご覧になっている皆さんにこの場をおいて謝罪させて下さい。本話は、モチーフが少し特殊なものであった為、大変醜い文章となっております。荒らし等では御座いませんのでご安心ください。(反省はしてます。後悔はしてません。)
【❦♌♋】
《 2023/ 09 /11》
時刻にして、およそ九時十二分、カクタスグリーンのZTF彗星、その一部が地球の大気圏を突き破り日本の首都圏即ち、東京近辺へと飛来した。
その隕石は推定時速35,000km/hにも達し日本内陸を粉砕する程の勢いであった。
宇宙学を専攻する研究者の幾人かは、何処からか忽然と出現した隕石に成す術も存在せず、只、絶望の悲鳴を上げた。「あぁもう日本は助からないだろう」と。
だが面白い事に不思議は連鎖した。地上数十m、衝突直前にZTF彗星は姿を眩ましたのである。この彗星の神隠しとも言える現象に、研究者達は大いに喜び、高級なシャンパンで祝盃を交わしたという。
さて、ZTF彗星は、本当に消えたのか?
正に神の所業とも言える現象は本当にこの世に存在するのか?
結論を述べると、ZTF彗星は消失した訳では無い。姿を変えたのである。
己が反作用による反動で崩壊しない様に、固体からジェル状の液体へと。
通常、固体は外界からの作用を受けない限り液状にはならない。これは分子間力等の相互作用によるもの等が要因として挙げられる。
だが、ZTF彗星はその絶対則を崩壊させた。これが何を意味するか。
それは、地球上の神話が既に風化を始めたという事である。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
舞台は移る。
東京のある一軒家にて、ジェル状の二種の怪物が襲来を行った。
襲来というよりは、誤襲といった所であるが。
彼ら、いや怪物らの目的は主に二種。
“地球に生物が存在するかの確認”
“彗星と星盟と組むに相応しいかの見定め”
彼らの神話では“ZTF彗星が生命の星”であった。
カスタムグリーンの美しき自分の衛星こそが偉大なる星であると。他の惑星や恒星は生物不可領域であると。
だが、神話は翻る。“管理者”を名乗る未知の存在によって、彼らは価値観を捻じ曲げられる。それは超常現象による、彼らの星の学問では到底説明不可な様な無数未知の未体験によるものによって。
そして、“管理者”はZTF彗星全土に告げた。
「二か月後、“星の君主”の命令の基、惑星間戦争即ち、星争を行ってもらう。随時ルールは告げる」
その異質に悪寒を走らせた、ZTF惑星の君主【❦♌♋】は、最も近い惑星である。地球へと軌道を変え、東京の地へと降り立ったのである。
「「҉̡҇こ̸͢͡れ̵̛͜は̶̨̕驚̴̕͢い̷̡͡た̴̧͝。҉̢̛ま̸͢͠さ̶̛͢か҈҇͢こ̷̡̛の҈̨͡惑҈̨͠星҈͢͡に̸̛͜生҉̡͝物̸̨͝が̸̛͜存̴̡͝在̴̡͡し҈̢͝た̵͜͡
私❦♌♋は、𓋇𓇗𓆖に生物が存在した事に大いに惑っていた。
その生物は異形ともいえる形状であった。体の下半身は二つに割れ、上半身も両端で何故か割れかかっている。時々赤色の部分を小刻みに開閉を繰り返し、何かを吸い出しているようだった。
「「҉͜͠そ̵̨͝れ̸͢͞に̸̢͝し̴͜͞て̸̨̛も̷̧̛こ҉̢̛こ̵̧͡は̸̧͡異̸̢̕常̸̨̕に̷̢͠寒҈̡͞い҉̧̛。҉̧͡体̸͜͞が̶͢͠凍̶̕͜り̸̡͠付̶̨̕い̸̕͢て҉̢͝し̸͜͝ま̵̨͠い̸͜͝
異様ともいえる肌寒さに思わず、身震いが止まらない。この極寒ともいえる環境で生き残ってきた彼ら、𓋇𓇗𓆖の生物には恐れ入る。
「҈̢͡食̸̡͞用҉͢͠と̷̢҇し̸̨̕て҈̧͠、҈̛͢サ̵͢͠ム̵̕͢ヒ҈͢͡ギ̶̧͡ン̴̧҇・̷̢͝ア̶̢͠・̵͢͡ド̴̨͞ゥ̵̢̛ル̸͜͞ を̸̧҇持̴̡̛っ҈̨̛て҈̧͝来҈͢͠て̶̕͢正̷̛͜解̶̡̛だ̸͜͝っ҈͜͝た҈͜͠か̸̨̕も҉͜͞し̸̡͡れ҉͜͡
サムヒギン・ア・ドゥルは頻りに無数の目を極寒の景色へと向けている。恐らく、エネルギー不足によるものだろう。私も少し小腹が空いてきたところだ、辺りに群れるこの異形生物達は喰えるのだろうか?
「̸̧̕う̶̨̛ん҉̕͜?̶̢͞あ̷̕͜れ̶͜͠ら҈̡͞を̷̡̛食̶̡͡用̷̡͞し҈̧͠た̵̨̛い̴҇͢の̴̕͜か̶̢͠い̵̧͡。̶҇͢イ̷̨̕ヤ̸̡҇イ̵̧̕ヤ̸̡͠、̷̧̛あ̸̡͠ま̵͜͞り̵̨̕未̷̛͢知̷̨͞に̸̧̕は̴̢͞触̸̧͡れ̷̧͠な̵̨͠い̴̧̛方̸͢͞が̵̧̕い̴̕͢い̴̨͝と҈̧͝
サムヒギン・ア・ドゥルが一種の生物を眺めて、粘液を飛ばす。正直あまり、食欲が唆られるような風貌はしていないが……
「助けて、お願いたずげで!だれがぁあっぁぁぁx」
捕食直前の生物が喧ましい鳴き声を挙げる。
うん?ある程度の本能の様なものは存在するのだろうか?
サムヒギン・ア・ドゥルから情報を石に詰め込んでみようか。
「「̶̛͜そ̴̧͠れ̵̧̛に̶̕͜し҉̡͝て̸̡͞も̴̢͞本҈̢̛当̶̕͜に̸̛͢寒̵̨̕い̷̧҇、҉͢͡後̵̨҇、҉̷̕͢҈̵̨̛͢͜͡͝҈̧̕後̵̷̴̢̕͢͡͞҉̢̨҇҉̧̛数̷̸̷̧̕͢͝͠҈̶̧̡̢̛̕時̴̸̸̡̛̕͜͠҉̸̢̧͜͠͝程҈̧͝度̶͢͞で̵̡̛星̸̢҇に̴̡̕
本当に凍えるかの様だ。後でZTFの欠片を口にしないと……
まぁ良い。サムヒギン・ア・ドゥルが無数の石を廻している辺り、ここの生物は美味なのか?
「̶̧̳̭̬͎̤͈̩̗͗́͌̀̍͠さ̶̡͔͚͎͖̩͈͎̀̃̐̀͊͞て̸̧̖͙̠͍͊̉͑̂̊͠、̴̲͈̿̒̇̒͐͐͌͜͝青̶̭͚͚̟҇̔͒̂͗͌̀͢と̴̡̗͚͚͉͙̲̽̉͝緑̵̝͚̥̲̩̪̀̓̀́͢͠ͅの̶̛̮̜͓͎̝̰͇̄̇̊̚͢惑҈̢̗̠͇̫̥̘͋̽̒͛̂̉͠星̴̡̪̗͌́͞ ҈̛̩̦̦̟̘̦͙͕̀̂͒͢ ̷̡͖̫͙̭̠̫͖͕̇͒̎̎̓͒̚͡ ̶̨̛̦̫͈̌̈̓̐͋͐̑̓ ̶̢̣̣̝͍̲̣̪҇͐̽̒͗̀ ̸̢̭̯̤̘̠̬̯̇̉̍̄̓͡ͅ ҉̡̪̪͖̝̰͚̙͍̐͗̉̈͞の̸̨͈̘̙͓̂̇̾̉̚͠生̶̢̭͎͖̮̤͈̌̍͆̽̅͝ͅ物̷̨͓͔͔̣͇́̃̅̾̅̓͝は̷͎͕̳̈͑̓̅̐̕̚̚͢我̶̛̤̘̔̄̏͐̌̿͢ͅら҈̛̱̖̝̝̤̅͊͐́̃͑͜の̸̣̠̬̱̙̖̀͑̕͢ͅ口҈̡͙̳̮͆̉̋́͌͠に̷̨͖̝͚͔͍͍͛̃̃͝合҉̫̝̰͌́͜͞う̵̯̫͈̟͂̀̽̐͜͝ͅの҈̡͎̱̠̥̬̟̬̏̀̃̎̄̑͞か҉̡̛͖̠̆̾̍̀。̶̨͓̬͔̲̬͙͍̰̈́̄̃̍̎̀̿͡
サムヒギン・ア・ドゥルが完全に生物を消化する。一匹じゃ腹が膨れないのか、新たな獲物へと狙いを定めている。
まぁこれらが捕食できる以上、𓋇𓇗𓆖の生物は食用とする事も可能な事は証明された。後は、この“星の君主”との対峙が目的であるが……どうやって探そうか。
「「҈͙͓̜̰̖͓̱̟͙͈̮̘͎̩͈͢ͅう̶̯̳̮͚͎̮͙̳͓̫̮̖͈͢ん҉̧͉̠̮͉̥̝̜͓͔͙̞͔̙ͅ。̸͈͖̖̙͙̥̞͔͖͢中̷̣͔̲̟͎̣̝̭͜々̸͇͓̗̮͓̳̜̰̱͜速̷̣̞̠̦̲̯͈̗̥͜い̴̭̣͍̠̗͖̜̗͎̪̞͢、̴̡͎͎̳̰̮̝̠͕̘̤本҉̜͔̝̰̭̫̫̬̩̗͖̝͍̫͚͢能̸̲̭̬͖͔͈͚͇̭͍̥̘̥͢で̸̲͍͉̜͚̫̩̞͙͖̫͓̲͎͢も̷͙͔͈̯̞͖͇̝̖̙͉̳̞̪̬̩͜存̷̨͕͕̥̭͚̗̫̮͇̙̰̯̳͙在̷͙̮̠͙̗̗̖̟̤̙̖͢す̷̧͇̪̞̥̟̖͙͇̜͈る̵̢̝̣̟̫̖͍̖͙͎の̶̣̬̙̭͈̩͔͉͜だ̵̯̞͕͔̫̠͈͕̦͜ろ̵̡͕͎͕̬̮̬͎͎̖̳う̶̝̗͙͓͎̪͔̳͜か҉̨͇̱̪͎̟̘̭̟͇̫͕?̶̨͎̙̘̝͇͖͎̘͙̪̯
「死にたぐなぁっぁぁぁぁぁい!!!!!!!」
二匹目の生物が咆哮の末、サムヒギン・ア・ドゥルの拘束を抜け出し、逃亡を図っている。
それにしてもサムヒギン・ア・ドゥルが憤怒している?
あれは感情で動く、我らの食糧であるが……あれが憤怒するという事はあの生物には知能が存在するという事だろうか?
「̶̱̮̥͓͍̞̮̤̮͔̗̝͈̙̖͜ͅも̷̢̲̲̦͉͙̮̫̰͉͎̯̪͓͚̟う̴̧̫̰͚̪̖̣͔͎̭ͅ少̴̯̩̥̬̱͖̫̩͔͚̬̖̤̣̳̤͢し̷̢̲͇̖͉̯̜̳̘͕̯̰̫観̷̞͚̳͙͔͉̰̖̫̖̘͕͢察̶̧͓͍͓̠̜̬̙ͅを̴̨̤̗͖̯̤̱̭͙̥̬͇̬͉̦続̵̗̫̤͔͔̖̬͜ͅけ̷̧̞̦̯̭̣̘͙̳͈̭̜̬̭よ̷̝͚͔̠̟͔͈̣̱̗͔̮̰̫͜う̶̢͖͙̬̖̟̙̫̤̫̙̠̘。҉̡̝͕͉̘͈͈͍̮̗
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
「「̷̡̘̫̭̰̣͚͉̬ͅハ҈̢̲͖̳̪͓͚̦͔ハ̷̡͖͖͔̩͔̙̖̟͚̬ハ̸̡̬̠͔͉͚̯͚̝̲̮̯、̷̧̘͓̖̰͕̰̩̥̣̦͚̰こ̷̫̞̟͇̲̞͉̯̥̳̥͈͕͢れ̷̧̮͍͈̳͈̩̗̗̙ͅは̸̨͚̟̫̥̬͍͍̘͉̩̥͔̝驚̴͈̭̟̩̥̬̭̩͕͇͢い̷͎̳͈͓̠̞͇̞̬̖͕̬͜た̶̡̠̦̜̖͎̭̫̘。̴̡̳̟̲̞͍͕͎̘̬̠̜̞̩ど̴̡̠͈͕̟̯͓̠͙̤う̶̧̱̟͙͚̠̯̬͎̭͍̜̯͖̣͓̜や̴̡̠͉͍̦͍͇̥͙͎̣̤̳̟͍̯ͅっ̷̧̜̩̩̣̗̙̪͈̖̭ͅた̶̧̪̝̘̤̪̙̱͚か҈̢͈͉͚̰̱̫̯̗̞͓̪͍は̸̧͖͇̘̤͈̮̦̞分̸̢̞̗̜̞͉͎̮̰̘̰͖か̷̡͓̤̥͎͓͔͙̱̠ら̸̨̭̙̭̯̦̦̝͇͓͈̖͎̝̘̫̣な̸̨͓͙̣̜͉̠̥̯̖͈̥̲ͅい̴̙̪̯̬͈̙͎͙̮̯̜̮͚͢が̵̢̪̲͙͇̟̲̯̪̭̭̲̘ ̵̧̰̠͈̜̤͎͇̤͚̘̟̰ ҈͉̘̱͚͚̜͖͢ͅ ҈̧̮͚̱̲̭̟̣̤̞͎̞͎̰ ̴̡͉̭̥̣̥̮̲̝͎̟ͅͅ ̴̢̟̗͓̪̰̭͕͔͖̬̰ ҉̣̖̩̭̖͓̮̟̮̤̣͜に̴͔͚͔̝̠̲͚̖̯̗̪͜サ̴̨̳̰̭̥̪̙̱͖͚͉̩ム̶̧͕͓̥͚̥͈ͅͅヒ҉̠̩̤͓͈͕͈̠͢ギ̴̢̱͎͈̮̜͙̤̬̩̖̟̗̗̠ン̴̣̜̰̮̪̩̜̘̦͢・҈̡̩̝̪͎͔̳͖̝̣̮͇̖̞͙ア̸̡̯͇̞̘͍̤̣̯͉̪̱̖̦̣・̸̧̜͍̰̲̤̦͖͚͍͔̳̟̰͇̞ド̴̡̲̤̤͔͙̲̰̠̩͔ゥ̷̨͇̭̩͇̫̭̙̙̟͎͕͎͖̯̙ͅル҈̨̲͈͖͇͈͉͔͉͉͙ͅ を҈̡̱̠̩͈͓̣̭̯̖̥͓倒̵̨̖̤͖̱͍̮̙͓͇̠̟̘̜̫̬す̷͓͍͖͙͈̩͉̞̭̗͢生̴̧̮̣̪̝̳̥̞̟͎͓̗̰͕ͅ物҈̡̦̣͉̥̞͈̣͍̩̩̖ͅが҈͕̬͖͎͖͍͍̙̣͙͢存̸̙̭̝͉̦̤͍̯̝͈͎̪͢在҉͔̳̖̘̥̩͚̭̥͜す҉̡͈̖̰͖̲̞̩͚̳͙̥̪̳͍る҉̨͕̫͕͍̭̭̫̠̥͎ͅと҈̨̲̯̣̱̱͈͍̤̲̰͓͙は̶̢̩͖̟͓̞̦͓̥̭͚̦̖̟͎。҉̡̤̙̲͕͍̜̳̟̪̠̦͖̠̖̖̘|̘̘
不思議はこの星にも存在する様だ。ZTF彗星では“統治の種”の次の実力生物である
サムヒギン・ア・ドゥルを倒すとは、二匹目はかなり賢い様だな。
――面白い、少し興味が沸いた。
「「̵̧̙͙̭͙̜̙̦͖̤͍͎͇こ҈̧̮̣̬͍͎̲̫̳͖͙̳れ҈̠̳̘̗̞͇͎͙̖͉̱͢ͅは̷̨̪̲̤̫̦͕̖̙̯͕͉̭ͅ良҉̪̥̙͈̱̰̤̠̥͓̜̬̥̝̘̦͜い҈̨̣͖͉̱͉̟̣̞̤͇̲͖͖̘͚情҈̨̗͍͓̪̜̪͎͓報̵̨͇͇͖̩̘͓̲͈͇͍か̴̳̮̱͚̲̝̣̰̬͖͚̲͚͜も҉̧̩̩͈̩͔̲̣̯̤̠̳͕し҈̯͎̭̙̦̰͉̪͈̮̥͓͇͢れ̴̡̩̝̘͈̲͍̯̘͙͍̟͈な̶̪̭͉̜̱̤͚̘̖̞͉̭̤͕̪͜ͅい҉̘̠̬̟̙͇̪̤͚͕̲͜。̷̜̟̬̝͇͔͕̗͉͚͜同҈̡̜̰̘̲̦̞͙̰͇̞̯̫̘̮͍͖盟҈̡̮̫̬̤̜̜̘͎̞̟͔̪̯も҈̡̞̲̙̣̪͈͚͇視̷̢̰͇̭̣̝͙͓̦野̵̖̲̰͙͔̞͖̗̗̰̱̫̤̘͙͢ͅに̶̧͚͇̙͍͚̦̪̲̦̥̤̟̪͍ͅ入̴̧̗̰̝̯͎̭͖͈れ̴̨̯̙̣̫̟̙͈̝な҈̢͈̯̖͎̭̞̰͍̝̦͙̞ͅけ҈̢̣̞̰̤͍͈̯̙̥̩̩̖̬れ̸̡̤͕͙̙͈̥̩̲̙ͅば҉̧̯̙̳̝̘͚͙̤̟̠̠̜̖̯̟。̴̪͍̰͓͙̗̭̯̦͖͜ͅͅͅ少̸̡̬͉͔͓̮̫͕͔͖͕̝̝͍ͅし̸̨̠̰̟͓͎̲͙̳͓̱͇͕対̵̨͉͙̱͈̩͚̩͉話̶̨̪̘̯̠̩̲͙͇̝を҈̢̩̱̮̜̝̩̟̟͉試̶̢͉̪̳̫͈̜̘͚̯̰͕̗͕み҈̡̣̪͔̭̱͚͙̠̲͉̲る̸̨̬͖͎̫͈̝̙̭̬̘̬̩̟ͅͅͅか̴̯͔͉͓͔̝̤̦̥͎͎̲̙͢ͅͅ。̵̩̖̦͎̳̩͇͉̩̟̱͔͇̣͢
あの生物がどの程度の知能を有するのか――少し試してみたくなった。
もし、我らを遥かに凌駕する知識を有していた場合実に有益な星盟を組める可能性が見込める。
「。҈̨̮͓͓͚̫̳̪̲̪̳͍̰̬ ҉̨̥͙̙̦̣̟͙͚̝̗̞̲̣͍ ̸͓͎̳̱̰̖̤̞͚͓̖̮̪͚͇̱͢顔̶̨̪̥̙̩͈͔̙̗̳͇ͅは҈̨͈͖͙̜̜͇̰͓͕͖͓͚こ̸̪̪̝̜̪̙̬͉̳̲̝͖̲͖͜ͅͅん̶̢̲̭̠͎͖͖͖̣̣な҉̨̭̤̳̙̜̦̳͎̪̭̬͓̙̦ͅ感̵̡̯̦̲̜̥̱̬̗͈͎̤ͅじ̴̧̤̲͎̲̩̦͙͙͚か҉̢̱̦͉͓̪͚̮̜̭̟͎̰̦͕。̸̨͓̯̣͍̪͖̩̠う̶̨͉̟͕̭̯͙̱̗̮̟̝̟ん̴̡͖̗̩̟͇͔͕̬̪̮̭͉̟ͅ完̶̟̬̫̰̲̦̥̖̖̬͈͎̣͢璧̸̨̰͇̟̫̩̖̥̫だ҈̧͎͕͚̙͈̟͎̣̘̱ろ҈̨̣̦̜͓͓̥̘̣う̷̬͓̱̙͔̜͖͍͢。̵̫̦̩̞͇̪͔̦͍̪̭͎̱̮͢後̵̩̜̞̞͖̘͕͖̙̪̝͜は҈̧̝̳̪͉̩̰̮̩̣͇͎̲̲̟̜サ̸̡̞͕̦̜̜̖̞̫͈̱̞̙̬͕̭ͅム҈̧͉̤̦͉̜̦̫̫ヒ҉̯͉̬̳͔̤̟̠͈͢ͅギ̵̧̱͎̮̭̖͚̥̮̪̱͙ン҉̢͎̘̬̜̪̟̦͇̬̰̯̫̥ͅͅ・҉̢̫͍̣̝͈̞̤̘̤̳͖͇̥̥ア̵̧̫͇̯͎̪͚̘̖̲・̶̨͕̗̭̳̥̬͙̣̭̯̬ド҉̧̝͇̤̞̗̘͍͖͓̰ͅͅͅゥ҉̢̖̖̟͚͎̙̮̩ル̵̨͓̳̘̮͖͓͍͉͉̗̠̪̱ が҈̢̰̰͎̞̬̦̘͎̟̭̥̯̙̖̲捕̶͎̭͕̞̣̮̠̰̫͇͜食̴̡̩̪̤̭̞͔̝̮͙̖̪̦̭͕̬し҉̧̪͚̖̯̮̝̦̤͍͖̗̝̖た҈̪̯̪̞̤͔̰͈̖̳̖̩̦̩̣͜ͅ生҈̧͙̭̗͓̫̘̯͇̰̝̠͚͔̬物̵̧̯̱͓͖̰̰͚͓ͅの̵̗͉̤̜̲͔͍̖̩͉̳͇͜ͅͅͅ情҉̪̰̰̞͎̘̫̤͜報̷͉̰̤̰̞̰͎͚̮͚͙͍̲͜ͅͅを̵̡̝̲͔̱̯͇̜͓̜̱体̶̨̦͖̮̝̖̩͖͇͈͇͓͉̫͚͔内̸̢̠͎̘̘̬̠̞̬ͅに҉̨̬͓̰͈̝͕͇̰ͅ取̴͙͔̭͓̮̙̞̰͍͚̘͓̬͜ͅり̵͇͕̟̲̘̲̜̯̙̲͉͓͜ͅ込̸̡̳̤̰͓͖̙͕͉̠̟͚ん̶̨̮̳̤̪͕̖̯̮͖で̴̢͓̭̥͕̩̣͚͉͍͎̬̩ͅ
サムヒギン・ア・ドゥル の死体を捕食する。
捕食するえで、生物の死体を抜き出し、死体が有していた情報を無数の石へと接続する。
想定を超過する情報量だ……これは期待できるかもしれない。
「「̶̡͈͕̫͖̲͖̭̝̝̤さ҈̥̦͍̮̰̙͈̪̮̙͎̟͢ͅて҉̖̭̮̞̘̟̪͢ͅ、̷̢̙͉͈͍͇̜̩̲̠̩̮̫̦͙最̶̨͈̰̙̝̞̫͓̯̟̙͖も̶̞͎̥̬̣͍̫̝̙̭̟͢歪̴̡̣̩̠̬̲̞̥̫̭̰̮̭͉͔̬な̶̦͉̦̘̲̭̮̟̖̪͜ͅ彼̶͕͚͔̗͙͓̟̪̳̫̤͢へ̸̬͕͚͔̣͎͓̲̪̝̝̯̞͓͢と҉̡̮̜̮̰̞̪͈͍̖̲͈̭̞͚話̴̧̘̤͕̦̟̯͉͔͔ͅし҈̧̦̬̟̜͎̯̯̫̩̟̙̜͖̦͙ͅか҈͕͔͕̞̯͈̰̜̯̬̳̮̭͢ͅけ̵̧̠͔̖̩̭͙̯͚͕て҈̡͓̟̙̤̟͉̭͎̙͈͓み̸̨̱̬̯̜̪̫͈̘よ̶̨̥͈̥͕̟̱̰͚͎̝̝̝̮̩̜ͅう̵̢̘̗͇͔͈̲̱̗̜̲か̵̡̫͕̠̬͚͇̮͔̮̤͉。̷̢͚͙͎̱͙͇̗͕̙̟̣
周囲の生物を、薙ぎ飛ばし二匹目まで移動する。ついでに彗星の熱に達する様に
“放熱”の準備も行っていく。そして情報にある『かいわ』とやらの準備をする。
「あ”、あ”、あ、な”、う”んうん。ナルホド、これが人間とやらの種の言語なのか。へぇ彼らはこの星を“地球”と呼ぶのか。地球うん。いい発音なんじゃないか。」
撥音機能とやらが存在しないので、一匹目に寄生して、それを動かす事で問題を解決する。撥音、我らにない機能だが中々にワクワクさせてくれる。
「ちょっと情報量が多くて吞まれそうだ。そして我々の星は?ほぉ成程、彗星と呼ぶのか。何故か格下である水星と同名なのは気に食わないが……まぁいい。」
入手した情報を、精査していくうちに我らの星の情報に辿り着く。どうやら彼ら“地球”での認識は我らより“水星”の方が格上となるらしい。
中々にイラつく情報であるが今は置いておこう。
「さてあの“人間”に話しかけてみようか。2か月後の星争で盟星となるかもしれなしね。」
少し、撥音練習がてら“地球”の言語を使って喋る。
準備は整ったので二匹目――いや、貴方へと話しかける。
「うん。うん。すみません。私さっき貴方に興味を持ったものです。少しお話良いでしょうか?」
貴方は、固まった様に呆然と立ち尽くしている。不思議に思い、情報を漁るとどうやらこの星では“じこしょうかい”とやらをするのが普通らしい。
「あぁ申し訳ございません。うっかり名前を忘れてたじゃないですか。私は【ZTF】と申します。どうかお見知りおきを。」
そういって地球式の礼儀を披露する。宿主の腰を丁寧に折り曲げた完璧な礼儀とやらを。
「私と交渉して貰いたいのです。恐らく悪い提案じゃないと思いますよ」
さて、交渉用へと為にためた熱を全方向へと放出し、“おんど”を急上昇させる。
さぁ“貴方”はこの【ZTF】に何を見せてくれるんだい?
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《 𝕐𝕠𝕦𝕣 𝕓𝕒𝕤𝕚𝕔 𝕚𝕟𝕗𝕠𝕣𝕞𝕒𝕥𝕚𝕠𝕟 》
学名: 𝓦𝓪𝓽𝓮𝓻 𝓛𝓮𝓪𝓹𝓮𝓻(2,031/201,742)
個体名: 𝓩𝓣𝓕 (1/201,742)
生息地: ZTF彗星 (1 / 𝕰𝖗𝖔𝖔𝖗)
母語: ―――
公用語: 日本語 (1/ 5622)
モース硬度 : 10 (1/201,742)
瞬発力: 192km/h (1/201,742)
耐久性: 22t (1/201,742)
応用脳: IQ131 (1/201,742)
因果力: 𝕰𝖗𝖗𝖔𝖗??? (1 / 201,742)
𝙇𝙚𝙫𝙚𝙡: 𝟐𝟎𝟐𝟑 (1/201,742)
𝓼𝓴𝓲𝓵𝓵: 『吸熱』『放熱』『融解』『蒸発』
『凝固』『昇華』 『凝華』『発火』『完全熱耐性』
𝓼𝓹𝓮𝓬𝓲𝓪𝓵 : 【統治の種】,【ZTFの君主】
𝓝𝓮𝔁𝓽𝓛𝓮𝓿𝓮𝓵 : 21101038827の経験値が不足しています。
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