好きと嫌いは君次第
@ShinozakiLuca
第1話
俺は、学校に通うことが苦手で、いつもやる気がなかった。そんな中幼馴染のかなとは、小学校からの友達で、いつも俺を励ましてくれる存在だった。
俺にはこいつだけだ。。。
そんなある日、かなが転校してしった。
はじめは何ともない風を装っていたが次第に自分がダメになるのが分かった。
俺は寂しさに打ちひしがれ、再びやる気を失ってしまった。
かなが転校してから5年が経った。俺は、かながいない毎日を過ごすことに慣れてはいたが、やはり心の中では彼女のことが忘れられなかった。
そんな俺の前に、ある日、かなが夢に現れてそうして。。
彼女は「太郎。。もう一度一緒に学校に行きたい。でも、もう戻れないの」と言った。
「俺だってずっと一緒だとおもった!会いたいよ!かな!」
俺は、その瞬間、自分がかなを失ってからの孤独な5年間を思い出した。彼女と過ごした楽しい思い出が、ますます鮮明に蘇ってきた。俺は、かなを見て、自分がどれだけ孤独だったかを思い知らされた。
ppp
残酷にも目覚めましはなってしまう。
伸ばした先には見慣れた天井。いつもの部屋だ。
「かな。。。」
その日の帰り道、太郎はふと思いついた。もしも、自分がかなと再会できるのならば、もう二度と離さず、もう一度幸せな日々を過ごそうと。そんな希望に俺の心は揺れ動いた。
その瞬間。トラックが。。
赤信号だった。かなそう心で思った瞬間にもうすでに遅かった。
「もう一度笑った姿が見たかった。。。」
「太郎!太郎!おきて!」
「ん。。。あれ?ここは?」
「何寝ぼけてるの!早く学校行くよ!」
「かな!やっと!」
「まだ寝ぼけてるの?!わたしはあやよ」
俺は、夢のかなの言葉に涙を流しながら、強くかなに会いたいと思い続けた。そしたら、転生していた。転生後、太郎はかなの姿になって生まれ変わった。
俺は、前世の記憶を持ち続けており、かなのために生きることを決めた。
俺は、新しい学校で再びかなと出会い、一緒に学校生活を送ることができる。俺は、かなが困っていることを手伝ったり、かなと一緒に成長したりする。
それが夢でのかなとの約束だ。
俺はかなと添い遂げるその日までかなを忘れない。
「かなまって!」
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本当に来てくれてありがとう。
好きと嫌いは君次第 @ShinozakiLuca
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