第15話 お話にならなぁい♡
楓花「ねぇ・・・んっ、私たちもっと・・お互いを良く知った方がいいと、ん、思う・・ん、だけ・・」
友梨「ハァ・・今、してるじゃないですかっ・・・。♡」
やっぱりお互いの体を知り尽くす二人だった。
今日で一週間になる。
もう、楓花は自分が主導権を握ろうとするのをやめていた。(ちょっぱや)
楓花「ああっ・・・つ、かれた・・・。ちょっと休憩しましょ。。」
友梨「ハァハァ・・・ちょっと激しすぎましたね♡」
仰向けで疲労困憊する楓花を半身起こして上から見ている友梨は、まだ余力がありそうに微笑む。
友梨「可愛かったですよ♡」
そう言って、上からキスを落とす友梨。それが溜まらなく恥ずかし気持ちい楓花は思わず友梨の頭を片手で引き寄せて、キスはだんだんと深くなっていく。
休憩しようと言ったばかりなのに・・・止まりません。。
友梨「ん。ふぅ。。あ、楓花さん。明日ってどうします?どこか行きます?」
楓花「あ、どこかって、出かけるってこと?」
友梨「うん♡ お休みだし、デートしますよね?」
楓花「・・・デート?」
「わっ!デート!私たちデートっ!」(またエラー)
そうだ!私たち一度もデートしたことない。もう一週間付き合ってるのにっ!
友梨「ずっとこうしてるのも良いですけど♡ たまにはどこか行きましょ?」
楓花「う、うん。ど、どこがいいかしら・・・?え、映画とか?」
友梨「うん♡ 楓花が観たいならいいよ♡」
わ。友梨ちゃんが、、敬語じゃなくなった・・・。もう一片の悔いもないかも、私・・・。(かわいいかわいいかわいいかわいいかわいい)
楓花「ゆ、友梨は?したいことある?」(きゃぁぁぁぁぁぁ!!!)
友梨「うーん・・・映画もいいし~。二人で岩盤浴とか?ゆっくりするのも良いですよね♡」
な、なんて楽しそうな未来の私たちなの・・・。
ついさっきまでこの一週間の自分に悔いだらけだった楓花は、この世に一片の悔いもなくなったのだった。
チョロい。
チョロくて話にならないのを隠さなくなった先輩と最初から愛されていたと気づいた後輩の話でした。
---------------------------------------------------------------
一応この話はここで区切りです。
もしかしたらその後を書くかもしれません。
お読みいただきありがとうございました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます