第2話
「ねえ、令菜ちゃん、一緒に食堂で昼食を食べない?」と唯が聞いた。
令菜は少し照れながらも、素直に受け入れた。
「え、いいの?」
「もちろん。どうせ一緒に通うんだから、仲良くなった方がいいじゃない」
二人は食堂に向かい、食事をしながら話をしていた。
「私は美術が好きなんだ。中学校の頃からずっとやってるの。実は今、美術部に入ろうか悩んでるんだ」
唯は自分の趣味と今後の進路について話し、令菜も興味津々で聞いていた。
「そうなんだ、すごいね。私は運動が苦手で、部活も何もやってないんだけど、唯ちゃんはやりたいことが明確でいいな」
令菜は少し自分に自信がなさそうに話したが、唯は優しく微笑んだ。
「ねえ、令菜ちゃん、美術部に入らない?」と唯が聞いた。
「え、そうなの?でも、私って美術の才能ないし…」と令菜は照れくさそうに答えた。
「いいよ、才能なんてなくても楽しめるし、私もそうだから。別に、やりたいことがあるわけじゃないんだけど、美術は自分に合ってるかなって思って。
でも、入部するとなると練習時間とかも増えるから、ちゃんと考えなきゃいけないんだよね」と唯が笑みを浮かべながら言った。
令菜はしばらく考え込んだ後、にっこりと微笑んで答えた。
「わかった、入部してみるね。唯ちゃんと一緒に美術部に入ったら、楽しそうだし、良い経験になりそうだもん」
唯は満面の笑みで、令菜の手を握った。二人は楽しそうに話しながら、美味しいランチを食べた。
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