ラスト一個ってのは俺の特別なんだ
バーで男女が二人、俺は酒を片手に愚痴の聞き役だ。
「誰が売れ残りよ」
こいつは会社の同期の女。男運がない。
「私も甘い恋がしたい」
シェアしてる酒のつまみはキャラメリゼのアーモンド。残り一粒。
「残りはやるから、こっちは俺がもらっていいか?」
気が利く店主は退散した。
本命は俺の手に。
140字短編集・恋愛系 藤崎 柚葉 @yuzuha_huzisaki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます