夜中だというのに、朝も早いというのに、戯曲で一人芝居、しかも北関東というのに興味を惹かれて読み始めたら、一気でした。
え、北関東なのに海⁉︎ と思ったんですが、そういえば一県だけありましたねw
面白かったです。最後だけ、ちょっと何か物足りない感があるように個人的には感じたんですが、一人芝居の舞台とすれば初めて垂直の動きが出るわけで(合ってるかわかりませんが)、これはこれで筋が通ってる終わり方だったりするのかなあ、とか考えたり。
芝居はほんと門外漢なものでよくわからないのですが、台詞の活き活きとした感じで読み物として楽しませていただきました。
作者からの返信
ありがとうございます。見てもらって、そして感想まで頂けるなんてとても嬉しいです。
最後の部分の物足りなさに関しては少し自分でも感じでいます。何かを思いついたら加筆修正するかもしれません。その時はまた読んでください。
ありがとうございました。
魅力的な一人語りでした。ここまでではなくても現代に生きる若い女性の一典型なのかもしれないと思って読んでしまいました。つらいラストだったようにも思いますが、人魚の脱走は希望の明日を示唆するのか…なあ?
ゆっくりとジンワリと染みてくるような物語、ありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ、読んでいただいてありがとうございました。
記号やエピソードの意味は、それぞれ思うように受け取ってもらえればと思います。
ありがとうございました。
暗くて重い話で、ハッピーエンドになりそうな道が塞がれてるのが、うまいのだけど怖いと思いました。
デリヘル嬢である主人公が客とくっついて幸せになるという道は、捨てられる水槽の魚が暗喩しているように無し。人魚のように逃げて幸せにというのも、東京でダメだった花女で否定されてしまってるように感じました。部屋が花いっぱいというのも、最後まで読んでからだと、うっすらとした狂気の描写なんだろうなあとなるし、そうすると主人公の独り言も、と怖くなってしまいました。
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。感想を頂けて嬉しいです。