応援コメント

第百六幕 落石(シュタイン)」への応援コメント

  • チャンスを貰えた無才の男、労働には喜びのある報酬を。外の世界での話なので|これまで歌って《働いて》きたことに対するポイントでの報酬はなく、必ず叶う訳ではない黒貌からのチャンスをモノにできたのはダストの功績が大きいですが、成し遂げるまで磨き続けた輝きは尊いですね。

    零細の現実や、方舟連合、眷属たちとの茶番的なノリ、黒貌への福利厚生の一環などを考えると外の人の中でも本当に運が良かったのかなとも思いました。

    作者からの返信

    コメント、ありがとうございます。

    この話の為に、色んな茶番や余談が必要だったわけですが。

    ダストは、今までの何話かの話で分かる通り凄く真面目で凄く良い奴です。
    だからこそ、愚直に真っすぐに自分に出来る事をした。

    だからこそ、話の最後でエタナちゃんが言う訳です。

    「どのようなものも、お前の様な幸運を受け取りたいと生きるのだろうな。」ってね。

    そして、こうも言う訳です。
    「生まれる事に意味なんてあるか、生まれてから歩いて死ぬまでが意味なんだ。」

    きっと、黒貌さんの屋台に男が来なければこの結末はなかったし。
    きっと、ダストがもっと不誠実ならこの結末も無かったし。
    きっと、この男が自分の曲に対する想いを最後まで貫いていなければこの結末にはならなかった。

    その、全員の努力を称えて。

    「ただ、お前の信じた道を。」

    と微笑みながら言う訳です。


    いつも、ありがとうございますm(__)m。