第2話ターニングポイント
春休みというものはすぐに終わるものである。どうもこの作品の主人公、清次だ。今のはメタ発言でもなんでもなく人生の主人公は常に自分でありそれ以外の家族、恋人、友人は脇役、傍観者でしかない。そんなことより俺は今、何をしているか?いや、どこにいるかのが良いか?まあそんなことはどうだっていい。なぜなら俺は今、人生のターニングポイントにいるからだ。そろそろ俺の居場所を教えてよう。俺が今いるところはドンキのアダルトコーナーである。高校2年今年17歳それはこの世のありとあらゆるものに好奇心を抱く年頃、言わば思春期である。もちろん興味を示すものは人それぞれである。勉強やスポーツ、料理などである。だがコレらは異性にモテたいという欲のためにある。(⚠︎偏見)しかしモテたい!という気持ちも悪くない。だがしかし!モテて何になる?もっと直接的な言い方をするとえっちをして何になる?その行為をするにはまず女の子をデートへ誘い、食事をし、買い物をして、やっとホテルへと行ける。無論、コレらの金は全て男が出さなければならない。これをする意味はなんだ?しかし!!オ○ホールならこうはならない。3000円ほどのお小遣いがあればかなり良いものが買える。しかも、ハメ放題だ。コレほど良いものはこの世に存在しない!まあここまで俺の持論を長々と話してしまったが、いい感じのオ○ホを見つけることが出来たためお会計へ行くとするか...
「あれ?キヨくんじゃん♪やっほーー!」
はあ、面倒くさいことになった。コイツは俺の幼馴染の愛、この名前を多くの人があいと読んだことだろう。しかしこの名前愛と書いてハートと読むとかいうとんだキラキラネームだ。こんな名前のやつ見たことない.....ことはないな、うちの妹も天使と書いてエンジェルとかいうとんだキラキラネームだった...愛とは幼馴染であり、親友だった。高校でコイツは県外へ行き、しばらくの間、顔を見れていなかった。
「奇遇だな、こっちに戻ってきてたのか。」
「うん♪そうだよ♪キヨくんはこんなところで何を買おうとしてたの?」
どうやって言い訳しようか.......もういい、どうにでもなれ!
「これです....」
と、俺は丁寧に買う商品を見せた。
「うん!!女の子をたぶらかさないだけ、健全だね!!」
そうだ...コイツはそういう奴だ.............
よかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ありがとう!!愛様ー!!!!
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