二話目でジャンルを確認しちゃいましたよw
もりくぼの小隊さんが書きたいようにバトルを詰め込んだSFと言うか現代ファンタジーと言うか。
そのスタイルは面白い試みだと思います。
『趣味的で人によっては鬱いと思いますので、苦手な方は回れ右してください』と書かれているように、好き嫌いが分かれる展開でもありますね。
私は面白かったですけど。
ひとつ、本当に些細なことで、しかも別に直す必要もないのですが、昭和四十七年――1972年はまだヘルメットが義務化になっていないので、ヘルメットをかぶる人が少なかったと思います。
絶対にかぶっていないとは言いませんけど。
なので、少しヘルメットにオシャレな描写を入れると、義務化されていなくても好きでかぶっている感が出るかな、と思いました。
あくまで私の感想なので気になさらないでくださいね。
ステキな物語をありがとうございました!
作者からの返信
はい、皆さん恋愛とかを書くだろうなと思ったんで絶対に被らないものをと考えてたらこっち方面に行ってしまいました。
苦手な方も多いだろうと思ってたんで不穏なタグと注意書きも一応、載せました。
あぁ、時代設定は仮面ライダーを意識して入れたんですけど、確かにこの時代はヘルメット被ってないのが多数派ですよねぇ。ちょっと理由を考えないと不自然さは出てきますね。ご指摘ありがとうございました何か理由を考えてみます。
こちらこそ、最後までお読みくださりありがとうございました!
おおー。振り切りましたねえ。面白かったです。
バトルパートはド派手で、最終話の無邪気な子供時代との対比がまたいい演出でした。
あと、消えてしまった桜の幻影に傷を刻むところもよかったです。カッコイイ!
折角ですので、一応指摘を一つだけ。
特にバトルパートに顕著なんですが、一文を詰め込み過ぎて読みづらくなっちゃってる箇所がいくつかありました。
例えば、
『大口な牙を突き立て、ナツの腕を食い破らんとする異形の牙拳へと手甲部より青白に輝く光刃を展開させたナツの異狂正拳が唸り牙拳を血飛沫と共に真っ二つと切り裂く』
どこが主語かが分かりにくく、読者視点で見るとかなり難解です。
折角凝った固有名詞を使い、文語にも拘って書いているのに、スピード重視の展開に文章がついていけてない感じがあります。スピード感のある展開にするならセンテンスを短く区切るか、文体の雰囲気を重視するならもう少し落ちついて書くと、もっと見やすくなるかなと思います。
私もバトルシーンを書くのは大好きなんですが、熱中すると読者視点を忘れてしまいがちなので、書きあがった文章をフラットな目線で見直してみるのもいいかもしれません。
宜しければ参考にしてください。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
最初、このバトル展開は大丈夫かなと思ったのですが皆さんに受け入れていただけて感謝です。
最終話は別パターンも考えたのですが、子ども時代の対比になってるこっちを選んでよかったです。
普段はバトルパートを書く機会が無いのですが、書き始めると熱が入って周りが見えなくなりますね。ご指摘助かります。確かに読みぬくい感じがあるので、スピード重視か雰囲気重視かを意識して参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
やべぇ……ゴリッゴリのSFバトル!
このプロットで⁉︎ と驚きました。いややっぱすげぇ!
この構成、最後にハルとナツの過去を持ってくるのは憎い演出ですね。察するに二人はどこか病気でそれを治そうと偽られてガルを埋め込まれたんでしょうか。きっと輝く未来があると信じて……。
勢いのあるバトルパートも素晴らしいですが、最後のあったかパートも痺れるくらいに凄い。いいもの読ませてもらいました!
作者からの返信
はい、ゴリゴリバトルでした。
絶対に誰とも被らせないぜとバオーと考えたらこうなりました。
実は最後は突貫で2パターンプロット作って後味の良い方にしました。こっち選んでよかったです。
そうですね、この養護施設が一種の実験場になってたというイメージですね。彼らが子どもであるので匂わせる程度で抑えました。二人が明るい未来を信じていたのは間違いないでしょうね。
バトルパートは本当に勢いで書いて調整しました。ハルの攻撃はエルデンリングのボスを参考にしています。最後のパートは全体を見直して入れてよかったと自分でも思いました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
まさかこんなバトルになるとは、完全に予想外でした。
思い出が美しいからこそ、辛い戦いとなってしまいましたね。
これからもナツは戦い続けるのでしょう。
そして時々、記憶の屑からハルのことを掘り起こすのでしょうか。
作者からの返信
最後までお読みいただきありがとうございました。
はい、バトル物になりました。元ネタには「スーパー特撮大戦2001」と「スーパーロボット大戦MX」が入ってます。
思い出の中のハルが大切な存在だったから、ナツの手で変貌していく彼を止めねばならなかったのです。
ナツは己が身体が砕け散るまで戦い続けることでしょう。
記憶が完全に喰われなければ、また記憶の中のハルに出会えるのかも知れません。
ハルとナツが身長を刻み続けていた桜の木が枯れてしまっているというのは、他の方の作品に無いパターンだと感じました。そして、枯れ木になっている=ハルとの関係が完全に終わってしまっていることを暗示していて効果的だという印象を受けます。
ハルとナツが養護施設という名の実験施設で変異してしまったこと、ハルは従順なガードマンとして、ナツは復讐者として生きる道が分かれた詳細が気になりました。長編化できそうな、重厚な世界観をにおわせる物語でした。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
桜は傷を付けると枯れると聞いたので刻み続ければ枯れるだろうなと思い枯れ木にしました。ハルとの関係を予期する効果が出ていればいいなと少し思ってました。
設定を色々と考えて書いたので重厚な世界観を匂わせると言っていただけて嬉しいです。評価、ありがとうございました。