小学5年生の悠真は成績表を見ながら、平凡で中途半端な自分に嫌気がさしていた。自分だけではない、5年1組のクラスはなんとなく雰囲気が悪く、変わりたいという気持ちを抱く。その時、どこからか謎の声が聞こえ、悠真は気づくと異世界に飛ばされていて……。
クラスメイトとそっくりな人々がいる世界。彼は勇者ユーマとして、この世界に戸惑いながらも踏み出していきます。前の世界ではできなかったことを、この世界でやり直すように、勇気を持って行動していく姿が印象的でした。
ユーマのクラスメイトもたくさん登場して、前の世界と今の世界との関わりの変化にも注目です。
ユーマはこれからどんな成長をしていくのか。ワクワクするプロローグでした。