旅路
朝方に吐く言葉は白く
分からないからこそ話す
誰にも見つからない彼の地で
そっと鍵を掛けてた見たくもない過去を
人生一度きりの旅路
それを「傷心高速道路」と名付け
恨み辛みを追い越して
何度目かの朝日を今日を迎えて
もう戻れないからこそ後悔しない選択を
されど出来損ないだからこその今日の後悔
「人生上手くいかねえや」は明日への言葉に
嗤われるぐらいが僕の背丈に相応しい
あの死にたかった日々を無駄にしないために
誰にも理解されない自身をせめて捨てないように
二十五万キロのオンボロ自動車
果てない旅路を今日も行く
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