第6話 特攻

彡 •⌄• )「あちゃー川が氾濫して橋が壊れちゃってる……」

彡(゚)(゚)「台風のせいやな」


彡; •⌄• )「これじゃあ……学校に行けないわね」

彡(゚)(゚)……


彡(゚)(゚)「いや……行ける!」

彡; •⌄• )「え?」


彡(゚)(゚)「カズコは村の皆に橋が壊れとることを伝えるんや」

彡(゚)(゚)「ワイは泳いで学校の先生に休校にするよう言ってくる」


彡; •⌄• ) .。oO(チョク兄ィはいったい何を言っているの??)

だって、川幅はだいたい300m

壊れた家の屋根や柱、他にもいろいろなモノがすごい勢いで

流れてきているのよ……

こんな濁流の中を泳げるわけないじゃない……


彡(゚)(゚)「前方よーし!ワレ菅野直、飛び込み断行す!」

バシャン!!


彡; •⌄• ) .。oO(あわわわわ……)

本当に飛び込んじゃった……

ど、どうしよう……大人に伝えに行く?

けど、その間にチョク兄ィが溺れて流されたら……


( ゚∋゚)「おはよう、カズコちゃん」

彡 •⌄• )「あ!幸雄くん」


( ゚∋゚)←彼は玉藤 幸雄(タマフジ ユキオ)

チョク兄ィがもっとも心を許している親友

とても読書家で自分でも詩や小説を書いている


Σ( ゚∋゚)「チョク!なにしてんだあいつ!!」

彡; •⌄• )「泳いで学校まで行くって飛び込んじゃったの」


彡 •⌄• )「ワタシ、大人の人を呼んでくるから……」

( ゚∋゚)「ふっ彼らしい……ボクも負けていられないな」


彡; •⌄• )「え?」


( ゚∋゚)「とうっ!」

バシャン!


彡; •⌄• )「えぇ…」

なに?男ってみんな……

バカなの?アホなの?死にたいの?


(; ゚∋゚)「チョ、チョクー!」

彡;(゚)(゚)「お!ユッキー。来てくれたんか……」


彡;(^)(^)「心強い味方を得たで!!」

彡;(゚)(゚)「でも、ゆっくりしていては波に呑まれる!」


彡;(゚)(゚)「速攻でいくで!」

(; ゚∋゚)「応!!」


彡 •⌄• )「すごい……」

対岸の堤防まで泳ぎきっちゃった


彡(゚)(゚)「よっしゃ!ユッキーまだいけるな?」

( ゚∋゚)「あったりまえよう!」


ε=┏( ゚∋゚)┛ε=┏彡(゚)(゚)┛

と、走って行っちゃった

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る