第5話 肝試し

夜中

(〃`3´〃)「これより肝試し大会を始める!」


(;´Д`);´Д`);´Д`)ヒイイイイイイ

彡(゚)(゚)「ほーん」


(〃`3´〃)「この先の寺に硯と筆と紙が置いてある」

(〃`3´〃)「そこに自分の名前を書いてこい!」


(〃`3´〃)「後で確認したときに字が震えていたり……」

(〃`3´〃)「名前がなかったりする臆病者は……」


(〃`3´〃)「非国民だ!」


(;´Д`);´Д`);´Д`)ヒイイイイイイ

彡(゚)(゚)「ほーん」


(〃`3´〃) .。oO(直め……この前の恨み忘れてないぞ……)


三十分後

彡(゚)(゚)「よし、ワイの番やな」

彡(゚)(゚)/「ほな、行くで」


途中

(〃`3´〃)「ばあ!!」

彡(゚)(゚)……


彡(●)(●)「幽霊の恰好ぐらいしてこいや!!!」=◯)`3゜)∵


ε=ε= (〃"°3゜〃)「ひぃいいい」

彡(゚)(゚)「ホンマ芸のない奴やで……」


途中

川д川「うらめしや~」

彡;(゚)(゚)「なんや……雰囲気が出とるな」


彡(゚)(゚)……

彡(゚)(゚)「けど、よう見たら別嬪さんやな」


川д川「……///」


彡(゚)(゚)「女子が夜に外に出とったら危ないで」

彡(゚)(゚)「はよ帰り」


川д川 コクン

※パッ


彡(゚)(゚)「おお!消えよったで。どんなトリックやろ」


(〃`3´〃) .。oO(直め……このまま終わらせはせんぞ)


彡(゚)(゚)「お!これに名前を書くんやな……」

彡(゚)(゚)「あれ?」


(〃`3´〃) .。oO(ヒヒヒ、墨を空にしてやったわ)

水もないから炭を擦って新たに作ることもできない

さあ、直

これでお前は明日から人気者から

名前を書けなかった臆病者に転落だ!


彡(゚)(゚)……

彡(゚)(゚)「おしっこちー」


(;〃゜3゜〃) .。oO(は?硯に小便をはじめたぞ……)


彡(゚)(゚)「炭を擦って……」

彡(^)(^)「よっしゃ!これでおしっこ墨の完成や!」


彡(゚)(゚)「後は名前をバシッと書いて……よし!」

彡(゚)(゚)「帰ろっと」


(;〃゜3゜〃) .。oO(なんて奴だ……)


菅野家

彡(゚)(゚)「ただいまやでー」

彡 •⌄• )「おかえりチョク兄ィ」


彡(゚)(゚)「なんや?まだ起きとったんかい」

彡 •⌄• )「うん!それで肝試しはどうだったの?」


彡(゚)(゚)「大した事なかったわ」

彡 •⌄• )「へーさすがチョク兄ィ……あれ?」


彡 •⌄• )「ねえ、後ろにいるお姉さんは誰?」


川д川


彡(゚)(゚)「お姉さん?」チラッ


※パッ


彡(゚)(゚)「そんなのどこにもおらんやんけ」

彡; •⌄• )「あれ……いない……見間違いかな?」


彡;(゚)(゚)「怖いこと言うなや……はよ寝るで」スタスタスタ

彡; •⌄• )「う、うん」スタスタスタ


川д川 パッ!

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