第3話 鬼ごっこ

ある雨の日

ワタシは友達を家に招いて遊んでいた

 

彡 •⌄• ) ( •⌄• ) ( •⌄• )『キャッキャキャッキャ♪』


彡(゚)(゚)「カズコ、友達か?」

彡 •⌄• )「ええそうよ」


( •⌄• ) ( •⌄• )「こんにちわー」

彡(^)(^)「いらっしゃいやでー」


彡 •⌄• ) .。oO(チョク兄ィは男女とわず後輩の面倒見がよかった)

男の子が戦争ごっこをしている時でも

女の子がいれば看護婦役として一緒に遊んでくれた


彡(゚)(゚)「雨やと外で遊べんから残念やな」

彡 •⌄• )「そうなの……本当は鬼ごっこしたかったんだけど」


彡(゚)(゚)「ん?鬼ごっこなら家の中でもできるやろ」

彡 •⌄• )「え…」


彡(゚)(゚)「こうやって家中の戸を開けてやな」


バーン

川´_ゝ`)「ん?」


バーン

川◦-◦)「え?」


彡(゚)(゚)「巌兄ィもかほる姉ェも一緒に遊ぼうや」

彡(^)(^)「ワイが最初の鬼になったる」


ฅ(゚)(゚)ฅ「がおー」     ε=川◦-◦)川´_ゝ`) ε= ( •⌄• ) •⌄• )彡 •⌄• )

ワタシたちは夢中になって家中を駆け巡った


彡 •⌄• ) .。oO(直兄ィはいつもこんな感じ)

いつまでたっても幼くてわんぱく

そして……とても優しかった

だけど……


彡(゚)(゚)「せや、隣に住んどる甲一くんも呼んだろ」

彡(゚)(゚)「おーい屁こきの甲一、お前もこっちこいや」三3ブッ


彡 •⌄• )「友達がいるんだからそんな下品なことやめてよ」

彡(゚)(゚)「カズコ、お前もやるんや!」


彡; •⌄• )「えっ…嫌よ……」

彡(゚)(゚)「逃げるんか?」


彡`•⌄•´)「……逃げないわよ!」

彡`•⌄•´) 「やーい屁こきの甲一、こっちにいらっしゃい!」……


川◦-◦)「カズコさん、はしたないですよ」

川´_ゝ`)「コラ、直。女の子にそんなこと言わせたらダメだろ」


彡(゚)(゚)「……ごめんなさい」

彡 •⌄• )「……ごめんなさい」


彡(ꐦ 'ー`)「コラァ!!近所中に大声でなにを言ってるの!!!」


彡 •⌄• )「やば……」

彡(゚)(゚)「本物の鬼や……」


彡(゚)(゚)「みんな、逃げるんやー」


彡(ꐦ 'ー`)   ε=彡(゚)(゚) ε=川◦-◦)川´_ゝ`) ε= ( •⌄• ) •⌄• )彡 •⌄• )


この後、ワタシたちは母さまに捕まってものすごく怒られた

主犯のチョク兄ィは庭先にあった柿の木に縛り付けの刑にされた

巌兄ちゃんは「俺が悪かったから堪忍して」と母さまをなだめていた


             ┃木┃

川;´_ゝ`)  彡(ꐦ 'ー`)彡;(゚)(゚)

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