スカウト
スカウト。斥候。せっこうって読む。馴染みないよね。
SW2.5の世界の探索系技能で最も重要だと考える。
近いポジションで言えば、レンジャーとセージ。だが、ダンジョンやら何やらに突っ込んでいく性質上、なくてはならない技能であると言えるのは確か。
まずは「探索判定」「聞き耳判定」「足跡追跡判定」あたりがよく使うところだろうか。扉に罠が仕掛けられていないかのチェック、扉の先に何かが居そうかどうかのチェック、足跡を見て魔物がどう動いているのかのチェック。これらは基本的にスカウトの仕事である。
また、扉に鍵が掛かっていた場合は「解錠判定」にて道を開く。「隠密判定」にもボーナスが掛かり、「尾行判定」でターゲットの後を付けるなどシティシナリオでも必須技能と言えるだろう。
スカウト技能が戦闘に役立つ点は少ないが、非常に重要な役割を背負っている。そう、「先制判定」だ。スカウトLv+敏捷Bで計算される。
このゲームは1Rの価値が高く、先制を取れるかどうかで戦況の有利不利が大きく変わる。よってPTには最低一人、出来れば二人以上スカウトを確保したい。「先制判定」を振りやすい種族は人間。種族特徴の「運命変転」があるため、ダイス事故を防ぐことが出来るからだ。もちろん、敏捷の高い種族なら誰でもある程度の適性がある。
スカウト技能が戦闘に役立つ点その二は、Lv7自動習得の《ファストアクション》にある。先制を取れていた場合、最初のラウンドのみ、追加で主動作が可能となる戦闘特技である。つまり1手番目に限り、2回行動が可能。当たり前だが死ぬほど強い。SW2.5の世界が先制ゲーになっている要因の一つでもあると思う。
冒険者Lv8~9ごろになったら、スカウトを伸ばしているPCは全員スカウトLv7を目指すべきとすら言っていい。それくらい強い。
ではスカウト技能を取るべきメイン技能は何か。諸説あるだろうが、フェンサー、グラップラー、マギテック(+シューター)あたりが優秀なスカウトを兼任しやすいと思う。当然だが、別にファイターがスカウトを取ってもいいし、ソーサラーがスカウトを取ってもいい。そのあたりの相談はPTメンバーとやっておこう。
これはスカウト技能に限らず、レンジャー、セージといった所謂「探索系技能」3種すべてに言えることだが、冒険者Lvの-1から-2くらいのLvを持っておきたい。エネミーのデータはだいたいそれくらいを持っていることが前提で出来ているからだ。
スカウト、レンジャー、セージは同系列として語られることが多いが、体感としてスカウト技能は最も判定を行う機会が多い、最も重要な技能だ。PT全員スカウトを持っててもいいくらいである。生まれのダイスに恵まれたら是非とも取得したい。
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