第9話 140字小説について

 令和五年七月十一日


 さて今日は140字の小説についてパラパラと書いて行こうと思います。


 まず何故ろくろわが140字小説を書こうかと思ったかと言うと、とある方に縁を頂き140字の小説があることを知り、お試しにと書いてみたのが始まりです。


 島本葉様の島本の葉っぱ(140字小説)

(お名前と作品のリンクを載せております)


 島本の葉っぱ(140字小説)

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659602491610


 そして、この作品に衝撃を受けましてろくろわも書いてみました。

 短い中に色んなストーリーがあり、とても面白いですので是非読んでみてください。




 さて、ここからが残していきたい部分となります。

 既にこの【ろくろわの設計図】や近況ノート等でも何度か書いており、ご存じの方もおられるかと思いますがろくろわは今現在、長編が書けません。構想も尻すぼみとなり、結局足し算の話になります。(足し算とは話の道筋に、話を足して足して増やしていく)

 そして、ろくろわの目指したい所は引き算なのです。

 長編を書き、余計な所を削り精製して一本の話しとする。


 これなんです。


 そして140字小説はろくろわの引き算が出来るジャンルだったのです。

 ろくろわこの140字小説を書くとき、その場の思い付きで書いているので基本的にストックがありません。アップしていく話はその日、何なら三十分くらい前に思い付き書いております。

 パッと書くと、大体200字位になります。

 そこから60字程削っていきます。この過程が凄く楽しいのです。

 如何に140字で自分の書きたい事を書き上げるか、如何に140字で良かったと思える話を書けるかと考えるのが凄く楽しい。


 その中でろくろわが意識した事はただ一つ。


「読み手の皆様の想像力に任せる」


 と言うことです。


 つまり、如何に説明せずに意識して貰えるかと言うことを削りながら考えるのです。

 そうすると、「この表現は一言にして、この文でイメージして貰おう」とか「あえて起承転結の起を無くして結末から想像して貰おう。或いは結末をぼやかして想像して貰おう」とその部分を意識して引き算が行えるのです。


 短い字数だからこそ、ろくろわにとってハッキリと書きたい事を書けるのです。


 もう一つ、書く上でカクヨムの字数カウントで140字ピッタリになるように書いております。

 なので10話書けば1400字、みたいな感じです。

 多少他のカウントで数えると字数が違うかもしれませんがマイルールなので、オッケイなのです。


 自分でルールを作り、読み手を意識してある意味欲しい反応を出すようにミスリードしていく。これが140字の短い中でどうやってするかがとても楽しいです。


【ルート140字】

 https://kakuyomu.jp/works/16817330659751587988


 これからもこの140字小説の【ルート140字】をちょくちょく書いていきたいと思います。


 かなり自分語りでした。



 今回はそんなお話でした。


 本日の話はここまで。



 ありがとうございました。


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