後日談 クロード&ディランが語るソフィアについて*第三者視点*


行進遅れてすみませんm(_ _)m

家のパソコンが壊れてしまい治すのに時間がかかってしまいました

また一週間に一話のペースで更新する予定です

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ある暗いカフェにてディランとクロードが紅茶を飲みながら分厚いノートを見ていた



「ねぇ、最近のソフィーはどう思う?」



ディランが唐突に話を切り出すとクロードがやや顔を赤らめながら答える



「スキンシップが、激しいな」



「そうだよね、こっちが堕としてるはずなのに逆に堕とされてるよ」



ディランはため息を吐きながら『しょうがないなぁ』とでも言うような顔になり慈愛が満ちた笑顔で答える

だが、クロードは知っている

ディランに慈愛は一欠片もないことを、中は人間の皮を被ったバケモノだと言うことを



「その顔、お前には似合わない」



「分かってるよ、ソフィーにこの顔は通じても君は私の本性を知っちゃってるから意味ないもんね」



ディランは先程まで浮かべていた笑みを消し去り無表情になる

その恐ろしいほど整った顔立ちが逆に怖さを引き立てた

クロードはそんなディランはジッと観察し様子を窺っている



「大丈夫だよ、私は君みたいな人間に手を出したりしないから。まあ、ソフィーにだけどね」



「知っている」



ディランはコロコロと表情を変えるがごく一部の人間は気づくだろう、ディランはソフィアに向き合ってる時以外目が笑ってないことを

ディランはソフィアと一緒に居るときしか本心から笑えない

それはクロードにもヒシヒシと伝わってきた



「そうだ、先日ソフィーに告白されたんだ!」



「ブフッッッッッッ」



ディランは突然溶けた笑みを浮かべ頬を赤く染め嬉々と昨日の出来事をクロードに伝えた

クロードの手は微かに震えており顔は青ざめている

だがディランは語り続ける

クロードは遂に耐えきれず話題を変えた



「でも、お前戦争に行くんだろ?」



「そんなの私が本気を出せば1秒で終わるよ」



ディランが言っていることは事実だろう

だが実際は都合上本気を出されると味方諸共破壊してしまう危険があるからやらないが



「ソフィー浮気しないと良いな、クロード、念の為言うけどソフィーに触れるの禁止」



「何故だ?」



「浮気するから」



こうして暗いカフェも賑わい幕を閉じた

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