秘密*スフィア*



私、スフィア・シサ・ブルーレイ

大貴族ブルーレイ公爵家の次女だ

私には誰にも言ってない秘密がある

私は2なのだ

一回目は大好きな姉様も見向きもしてくれず婚約者のアランにも嫌われている

さらには婚約者が浮気をして私を処刑台に追いやったのだ

でも神様が救ってくれたんだろうか?

気がついたら赤子の自分に戻っていた

だが私は常に怯えていた

前のようにらどうしよう?

だけど私には常に寄り添ってくれる人がいた

そう、姉様だ

前の人生では三回程しか合ってないのに今回の人生では姉様は常に私を優先してくれた

レッスン中でも私が入ってくるとレッスンを中断してでも私の面倒を見てくれる

私も顔良し、才能あり、身分もよしで恵まれていると思うが姉様ほど完璧な人は見たことがない

私よりも顔もいいし才能も比べられないほどにある、性格も優しくて私にはもったいない人だ

姉様は私の為に独身を貫こうとしているしそのためには隣国の皇子を蹴っぽってでも私を優先している

姉様は一回裁判で負けて王子に剣で刺されそうになったけど私には次の人生があるから私が庇った

でも姉様はそんな私を生き返らせてくれた

自分を悪魔の身に堕ちたとしても

私自信も悪魔になったけど悔やんではない

だって姉様を悲しませたくないんだもの

姉様は価値もない私を大事にしてくれた

いつしか姉様は私にとって憧れの存在になっていた

姉様はいつも自由で空に飛び立ってしまうほどで

女神のように微笑んでいるけど姉様は常に崖っぷちに居る

助けようとしても姉様は笑っているだけで

私はいつしか理解した

姉様が社交界などを放ったらかしで社交界でなんと言われようが気にしてないことを

姉様は社交界で『幻想蓮花ヴァリエルタ』と呼ばれていることを

幻想蓮花ヴァリエルタ』は精霊界に咲いている珍しい花で触った者は猛毒で死に至る劇薬を持っている

多分貴族達が言いたいのは偽美、横暴、幻

許せない、許せない

姉様のことをそんなふうに言うなんて...!

私は別に良い

なんと言おうが姉様が居るんだから

それ以外は何もいらない

でもこれだけは言える

私、スフィア・シサ・ブルーレイは世界一愛されている、と...‥‥‥


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