シスコン姉妹は第一皇子と遭遇する
――あれから4日が立った頃
「なになに?ブルーレイ公爵家の姉妹をぜひ我がお茶会にお連れしたいと...なにこれ!?スフィア、どうする?」
「どうするも何も隣国の第一王子が主催してるんですよ?私達には拒否権はないわけですよ」
「ちょっと待ってね...」
私はスフィアと共に部屋で考えている最中である
どうしたものか、またスフィアを危険な目に合わせらんないし...
しかもこの手紙は攻略対象のティティア帝国っていう砂漠に位置する国の第一皇子ディランの誘いなのよねぇ
ディランは年頃になると腕を発揮し大い活躍するが性欲も大いに発揮するしかもハーレムを作り何人もの美女を侍らせるいわゆるどこかの令嬢の尻を撫で回していた人と同じくクズ男である
でも断ったら逆に困るのは私達だよねぇ
しかたない、行くか!!
だがコレだけは言える、私のスフィアに手を出したら殺す!!
覚悟しろよぉクズ男二号め!
まあもしスフィアじゃなくて私だったらアソコを切るだけで許してやるがな!
「姉様?大丈夫ですか?なんか悪い予感がしますけど?」
「大丈夫だよ、スフィア今はまだ何もしないから」
「姉様が言うと凄い大丈夫じゃなさそうに聞こえます」
私は心配そうに見つめるスフィアを撫でながらスフィアをたっぷりと堪能した
――こうして私は第一王子のお茶会に行くことが決まった
そうしてなんやかんや3日がたった
「姉様!見てくださいこの壺絶対高価だと思いますよ!!」
「そうね、何Gくらいかしら?」
「想定で92667G程ですね」
「スフィア、凄いわね〜」
そう、私はディラン主催のお茶会で周りの令嬢はディランに注目しているも私はスフィアと一緒に飾ってある壺を見ている
よっぽどディランより壺のほうがええわ!
「ねえ君たち楽しそうだね」
私とスフィアが壺を見ていると後ろから声がかけられた
恐る恐る振り返ると...ディランだった...
厄災が来てしまった...厄災が!!
「スフィア」
「はい姉様、分かってますよ」
私がスフィアとともにスフィアは片手に魔法を発動させ私は刃物を握る
でもディランは全く慌てなかった
「君たち何をする気かな?」
「なにって排除するだけです、ねースフィア」
「そうですね姉様、こんなクズ男はこの世に存在してはいけません」
「バキリ」
「あっ」
「壺が...」
魔力を膨大に放出してしまったからか壺が影響に耐えられず割れてしまった
私達は慌ててて壺に駆け寄る
「
「姉様これで92667G損せず済みましたね」
私が修復魔法をかけ壺を直し寛大なため息を吐いた
だがそんな私達を見ていたディランはただ微笑んでいるだけ
「君たち、面白いね......たしかソフィア嬢とスフィア嬢だったかな?丁度私も婚約者を選んでいたところだから君たちの中から選んでも良いかも...‥特にソフィア嬢、君ね」
「姉様の婚約者になったら殺す...!」
「大丈夫よ、スフィア...スフィアの手を汚す前に私が
「一生一緒にいようね...?姉様」
「もちろんスフィア!!」
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