第36話

「マスター早くアイスクリーム作ってくださいよ!!」

「分ったよ。じゃあ、レイにも手伝ってもらうからね。」

「は~い!!」


俺はまず牛乳と砂糖を入れ物に入れる。

 その入れ物を、砂糖が解けるまで続ける。

腕が疲れるので、レイにまでさせた。


で、更に外でレイは混ぜて冷やしてもらった。


「うぉおおおおおおおおおおお!!」


全力で混ぜてくれる。


「マスターなんか、固まったんですけど!?」


レイは、外で全力で混ぜている所をキャンピングカーの中の窓で見ていると、レイはキャンピングカーの中に入って来た。


「おお~これがアイスクリームだよ。」

「これがアイスクリームですか~」


レイは、ルンルンで指にアイスクリームを救い口に運ぶと、とっても美味しそうな顔をしている。


「あっま~い!!マスター甘くてうますぎです!!」

「だろ~甘いだろ。」

「はい。もっと、アイスクリーム作りたいです!!」

「え?もっと、作りたいっていってもな~この鍋で作ってもいいけど、大変だぞ?」

「大丈夫です!!」



俺は、鍋の中に牛乳を3分の2ほど入れ砂糖を大量の砂糖を投入した。

 これで、ほとんどの砂糖が無くなった。

また、アマスギを手に入れなくてはならないな。


「はい、じゃあ、これで同じようにしてくれたらいいよ。多分長い時間かカルと思うけど....」

「大丈夫です。」


レイは、またキャンピングカーの外に出た。

 外は寒いので、氷とかは不要なので、外に出るだけで固まってくる。

しかし、寒さに体制があるとかいいよな~


っと、重いならキャンピングカーの中でレイの姿を見ている。


「うぉおおおおおおおおおおおおおおおお」


こんどは、やっぱり中々固まらない。

 固まらないので、ずっと混ぜている。

やっぱ、量が多いから絶対に固まらないんだろうな~


このままだったら、日が暮れるだろうな~っと思いながら、硬い乾燥肉を食べている。硬いが、噛めば噛むほど味が出て美味しい。


そんな様子をボーっと見ていると、レイがキャンピングカーの中に入って来た。


「マスターできました~」

「え、はっや!?」


日が暮れると思ってたのに、10分ぐらいで出来た。

 外、どんなけ寒いんだよ。


「俺も一口ちょうだい」

「どうぞ。」

「うん、やっぱうめ~な~これだったらクレープとか合わせたら最高だろうな~牛乳もあるしとりあえず生クリームとか作れそうだな~」

「え、なんですかそれ!?私の知らない物ばかりです!!マスター作ってください。」

「こんどな。まずは、聖剣を取りに行かないと。」

「ぶ~~」


レイは口を膨らませて、不満そうな顔をしている。

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