第34話

俺とレイは、聖剣の情報を得るために薪を作りにやってきた。

しかし、レイは聖剣よりアイスクリームを作るのに必要な牛乳しか頭にない。



「アイスクリームに必要な牛乳・アイスクリームに必要な牛乳」


と、口ずさみながら、大きな木を剣でなぎ倒している。俺も、キャンピングカーで突進して木をなぎ倒すている。キャンピングカーはダメージがゼロなので、なんの心配もなくぶつけることが出来る。


こんな事は、日本にいた時は出来なかっただろうな〜


と思い、テンションハイになりながら、ぶつけまくっていると、なぎ倒した木が合計で100本集める事が出来た。


なぎ倒した木を、1箇所に集めると、レイの剣さばきで、薪に適した大きさに切り分け、大量の薪を作る事が出来た。



これをどう運ぶか...


俺は考えた。その結果、なぎ倒した木をそのまま繋げ、イカダのようにした。

そのイカダみたいなやつの上に、先程作った薪を全部乗せる事が出来た。


しかし、少ししか外に出ていないが、寒すぎる。

もし、防寒着を着ずに外に出てたら、一瞬で凍りついていたかもしれない。


イカダみたいなやつを、キャンピングカーに括りつけて運ぶことにした。


落ちないように、レイがイカダの上に乗り落ちないように監視している。


俺も、薪が落ちないようにゆっくりと走行していると、知らない数人の人が前に現れた。



「おい、その馬をよこせ!!俺たちは見ていたぜ〜その馬。その馬が、あの大きな大木を突進していた所を!!その馬を手に入れたら、マジョルカ様に献上出来る。だから、命が欲しくば大人しく渡せ!!」


山賊だ!?

初めて見る山賊に多少テンションが上がった。


山賊は脅してくるが、キャンピングカーに乗っている俺は無敵なので俺は、窓から顔を出し、「嫌です」と伝えた。

そうすると、山賊たちは、武力行使に出た。


「そうか、じゃあお前らやっちまえ!?」


複数人の人が、俺のキャンピングカーを攻撃する。

魔法・剣など、俺もこれは傷つくかなと心配したが、そんな心配は要らなかった。


全然、キャンピングカーにダメージが無い。もし、気づ付いても自動修復があるので、問題が無かった。



「なんですか?マスター」


この騒動に、気づいたのかレイがこっちに来た。」


「ん?山賊だよ〜」

「山賊ですか〜あの山賊を倒すともしかしたら、お金を貰えるかもすれないですそしたら、アイスクリームに必要な牛乳をもっとくれるかもしれない!!」


レイは、山賊の元に近づきバッタバッタと、山賊を倒し一瞬のうちに、山賊は縛り上げられ、イカダの上に乗せられていた。



「行きましょう!!マスター」

「おう」


俺達は、アイスクリーム村に薪を届けるために向かった。

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