第32話《イギリスでヲタクざんまい》


 日本はそろそろメッカの巡礼の次に巡礼者が多いと言われる、夏コミですね。この取り留めない駄文をずっと読んでくださっている方はお分かりかと思いますが、私は何を隠そう!隠せてないけどヲタクです。

 ロンドンのアニメショップには頻繁に通ったし、イギリス人の友人から「オススメの英語教材だ!!貸してあげるよ」と攻殻機動隊DVDスペシャルBOXを部屋に持ってきてくれたので、私の英語教材は攻殻機動隊(笑)昔、セー○ームー○やド○ゴン○ールが英語圏で放送された時、全く感情のこもっていない棒読みの台詞と子供のキャラクターにオジサンやオバサンの声が当てられているショックと違和感で、攻殻機動隊もヤバイんじゃないの?なんて思いながら見たのですが、全然OK。全く問題無く見れるレベルの高さよ。流石は海外のヲタクが一押しするアニメなだけありますね。そんな感じでジブリアニメも見てみると、まぁ素敵。結構大丈夫ですよ!昔々のあの棒読みも、あの違和感も殆どありません。

実の所『耳を○○せば』の内容がちょっぴりむず痒く、特に最後のラストシーンが原作と違う所がずっとムズムズだったのですが、英語で見るとスルッと入って来て、「あぁこういう事なのか」と理解出来た不思議体験も致しました。そんな訳で、ジブリアニメは現行販売の物を全部買って来ております(笑)※日本とイギリスではDVDの読み取りコードが違う為、日本の再生機器ではDVDが再生されません。PCでの再生は可能なのでご安心を。

 そんな私ですが、ロンドンで春と秋に行われる“ロンドンエキスポ”。そう、パリで行われるジャパンエキスポのロンドン版。規模は・・・めっちゃ小規模(笑)にも勿論参加してきました。場所はちゃんと海辺の展示場的な場所。コミケ等で薄い本が並ぶことは無く、企業ブースのみが並びます。※海外は著作権法が非常に厳しく、日本でグレーゾーンである同人誌が完全に犯罪となります。その為海外在住の方は、日本の同人誌を購入して自国に帰る事が出来ない事が多いのです。コスプレは自分が楽しむ物なので可能。

 かくゆう私も日本から衣装を持参し、お着替え。私は現地の更衣室をお借りして着替えたのですが、基本的にみんな自宅からコスプレ。衣装を着て武器を持って電車やバスに乗ってやってきます。この辺りが日本とは違う所ですね、日本だと写真撮られてSNSにアップされて叩かれて本人特定されて嫌がらせとかもあるのかなぁ・・・でもロンドンエキスポは自宅から衣装を着てくる事もルールの一つです。更衣室は、“どうしても自宅から衣装を着て来る事が困難な人用”位のレベルで誰も使っていない(笑)そんな注意書きが当時はありました。

 コスプレをしてみた結果は・・・と言うと。日本では絶対に出来ないCCさくらを持って行ったので、あちらでもイケメンお兄さんに大人気でした(笑)やったーラッキーwwwwイケメンいっぱいやってきたぁ~wwwwなんて喜んでおりましたが、最終的に目を合わせて話をしてくれない、一方的に話をして全く会話にならないタイプの方々も・・・逃げるのに一苦労したのが最大の思い出となりました。

 イケメンだけなら最高だったのになぁ~。

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