第31話《イギリスでお茶》


 イギリスと言えば、紅茶!

紅茶と言えば、イギリス!!というくらいにイギリスはお茶と密接な関係を持った国であることは、誰もが知っている事でしょう。

 イギリスの水は皆様ご存じ殆どが硬質で、その硬質の水が紅茶とベストマッチするって事も一般的に言われております。

 お茶の葉は緑茶も紅茶も烏龍茶も全て同じ葉っぱから出来ていて、緑茶は新鮮な物を乾燥させたもの、紅茶や烏龍茶は葉っぱを酸化発酵させたもので酸素と結びつく時間が違う。というのがザックリとしたお茶の違いなのですが、味は全く違うのが面白い。

酸素と融合すると同時に萎凋香(いちょうか)という香り成分が出るらしく、それが紅茶や烏龍茶にはあるそうな。お茶の研究してる人から聞いた話でうろ覚えですが、確かこんな感じだった筈。説明が上手く無いのはお許しください。


そんなイギリス国内でも「Green Tea」という名前で色々な緑茶が売られています。フォートナム&メイソンでも様々な種類のGreen Teaが売っていて、先日行った際にもアールグレイ等のGreen Teaを買って来ました。

そう緑茶なのにアールグレイなのです(笑)アールグレイフレーバーの緑茶って表現すれば解りやすいかな?紅茶の渋み的な物は無く、まろやかで優しい味わいになっている緑茶?なのです。結構面白い味わいの物もあるし、お砂糖たっぷりの甘い緑茶ってのもどこかで飲んだ気がする。イギリスではなく香港か台湾だったかもしれない・・・記憶曖昧。

そんなフレーバーな緑茶をイギリスで買って来て日本に帰って来てから飲んだ訳ですが、イギリスに居る際にどうしても緑茶が飲みたい!ってなって日本から持って行っていた緑茶のティーパックを使ったり、現地調達でトワイニングのGreen Teaを買ってみたりして電気ポットでお湯を沸かして飲んでみる訳ですよ。

そしたらね・・・・

なんでかなぁ?日本で飲むより渋い・・・。そして何より味が硬い。舌の上で転がる味が○では無くて□なのです。喉に流れ込む際にも、サラリと喉を通過するのではなく、なぜかカクカク転がっているのです。表現が変でごめんなさい、でも本当にそんなイメージの味になります。

やはり水が硬質だからなのでしょうか?味がとっても硬いのです。味がね○じゃないの、□なの。この表現をどれくらいの方が解ってくれるのでしょうか・・・語彙力。

御抹茶を点てた時にはもっと解る、口の中を転がる物が○ではなくて□。日本では限りなく滑らかな○だった物が、どうしてだか角が出来てイガイガではなく□くなる。金平糖の様なイガイガというのではなく□。◇でも可。

Green Teaはやっぱり軟水の方がほぐれ具合が良いのですかねぇ?硬水だとお茶もちょっと緊張するのかしら?

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