第20話《イギリスで貧乏日本食Ⅰ@粉もんを作ってみる》


 海外で暮らして居ると日本食が食べたくなってきますよね。ロンドン市内ではSUSHIとして持帰りやら回転やら、結構手軽に食べれちゃいます。お味はソコソコ、日本の回転寿司の半分くらいの美味しさだけど、たまに食べると「おぉお寿司だよ!」となれます。

さて、タイトル通り粉もんが食べたくなった時の対処法。

※ここで行けるスーパーは近所のチェーン店程度であり、仕えるお金も£2~3程度である。

 焼きそばのソバ(生)をスーパーで買う事も一応出来る。日本の焼きそばのソバと同じ様な感じで、ちゃんと蒸してある生のソバであるがソコソコの値段である。もやしですら日本で一袋30円位だと言うのにイギリスでは結構良いお値段、日本の豆もやしより高い。

焼きそば/安い袋麺(乾麺であれば何でもOK。安いPB商品で十分)、キャベツ、人参、豚肉は高いのでソーセージ(ちなみに薄切肉は売っていない。塊をスライスするのは面倒である)、HPソース(ちょっと塩気の多いとんかつソースの様な味)、有れば醤油、お好みでケチャップ。※肉を鳥の皮にする方法もあるけど、それは鳥胸肉から皮を這いで保存しておくしか方法はない。でもこれなら鳥皮の焼き鳥とかも食べれる。

1:乾麺を茹で、ざるに上げる

2:ソーセージを薄~く斜めにスライスして行って、野菜と共に炒める

3:HPソースで和える。

 以上、焼きそばの出来上がり。

 普通の焼きそばと何ら変わりない作り方ですが、乾麺を茹でてから炒めれば焼きそばの替わりになるって事。ここにご飯を入れてそば飯なんて物も作ってました。ケチャップを入れると少し甘めに、塩とチキンコンソメの粉末だけで味付けすると塩焼きそばに。

 言われたら誰でも思いつくだろうけど、私の周りの日本人では誰もしていなかった。みんな私よりお金持ちだったから、チャイニーズレストランに行って食べていたり(でも中華の焼きそばと日本の焼きそばはちゃうねん!!)


 お好み焼き/小麦粉、卵、エビ等の冷凍シーフード、キャベツ、(どうしても豚が良ければ塊を頑張って切る。鳥皮のお好み焼きは結構美味しかったのでオススメ)

 1:通常の作り方でフライパンで作れちゃうよ。

 2:HPソースかけて食べてね。

 以上、お好み焼きの出来上がり。説明ザックリ。

 焼きそば以上に簡単なのに意外と作らない。何せ、薄切り肉がその辺のスーパーで直ぐには手に入らないので、薄切り肉を求めて日本食スーパーに行ったりしなければならないのです。しかも普通のスーパーの塊肉よりも高いのです。

 粉もんは比較的なんでも作りやすく、その辺のスーパーで出来ちゃうので楽々でした。

 また他の貧乏日本食も次の機会に。

 需要あるのかな?こんな貧乏料理・・・。

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